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ガーダシルとは

 更新日:2023/03/27

ガーダシルとは

ガーダシルとは、現在国内で承認されている3種類の子宮頸がんワクチンの内のひとつです。先行のサーバリックスは、子宮頸がんの原因の約65%を占めるHPV16型・18型の感染を予防しますが、ガーダシルでは、HPV16型・18型に加えて尖圭コンジローマの原因となるHPV6型・11型の感染も予防します。小学校6年生から高校1年生の女性は公費で接種が可能ですが、ワクチンの「副反応」が報道され、厚生労働省は積極的勧奨を中止していました。しかし数々の科学的な検証により、過去に報道された「副反応」とワクチンの間には関連がないことが証明され、2022年4月からは積極的推奨が再開されます。

メリット

・子宮頸がんの原因ウイルスの約65%をカバーする
・子宮頸がんのみならず尖圭コンジローマの予防効果も期待できる
・一定の年齢の女性は公費にて無料で接種できる

デメリット

・後に認可されたシルガード9(自費接種のみ)よりは予防効果が劣る
・海外では4年間の予防効果が認められているが、予防効果が何年継続するかわかっていない
・接種部位の痛み、腫れなど軽微な副反応がある

治療期間

6ヶ月間で合計3回の接種が必要です。

2回目:1回目の2ヶ月後
3回目:2回目の4ヶ月後

費用相場

1回につき、1.5~2.2万円程度です。
3回の接種が必要です。
対象者は無料接種可能です。

注意点

治療期間や費用は、治療内容などによって大きく異なる場合があります。

この記事の監修医師