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弾性ストッキングとは

 更新日:2023/03/27

弾性ストッキングとは

弾性ストッキングとは、弾性力を持った特殊なストッキングです。
①下肢静脈瘤の予防
②足のむくみの改善
③エコノミークラス症候群(下肢静脈血栓症)
を予防するなどの効果があり、足首からふくらはぎにかけて圧力が弱くなっているのが特徴です。

体内を巡って足先に辿り着いた血液は、心臓に向かって循環していきます。その際にふくらはぎはポンプの役割を果たします。弾性ストッキングは下から上へ向かって段階的に圧力が強くなっていることから、ポンプの働きをサポートする効果があります。一般に市販されているものと医療用では圧力に差があり、どちらを装着するか血管外科医など専門の医師と相談すると良いでしょう。

メリット

・足のむくみの改善
・下肢静脈瘤や、エコノミークラス症候群(下肢静脈血栓症)などの予防になる

デメリット/副作用

・弾性ストッキングは蒸れやすいため、皮膚がかぶれることがある
・締め付けがあるので、履きにくかったり血行障害が起こることもある

治療期間

長時間・日常的に使用すればするほど効果が期待できます。

費用相場

医療用弾性ストッキングは約3000円から2万円程度まで幅広いタイプがあります。
一般用は医療用より安価ですが、医療用より圧力が弱いこともあり、専門医の診察を受けてから購入が望ましいです。
また、リンパ浮腫の診断を受けている方は、療養費支給の申請をすることで一部の購入費用が戻ってきます。限度額は年2回の申請で2万8千円となっています。

注意点

治療期間や費用は治療内容などによって大きく異なる場合があります。

この記事の監修医師