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CAD/CAM冠とは

 更新日:2023/03/27

CAD/CAM冠とは

CAD/CAM冠とは、コンピューターで設計と製作までを行う白い詰め物・かぶせ物のことです。専用の3Dカメラで治療箇所を撮影(スキャン)し、そのデータを元にコンピューター上で詰め物・かぶせ物を設計します。そのデータを3次元の歯科専用切削加工機に転送し、目的の詰め物・被せ物を削り出します。2020年9月1日の改定でほぼ全ての歯に保険が適用されるようになりました。見栄えの点で銀歯に抵抗にある方や金、治療済みの銀歯の見た目が気になる方におすすめです。

メリット

・金属を使用しないため見た目が自然で、金属アレルギーへの心配が少ない
・天然歯に近い硬さなので、噛み合う歯への負担が少ない
・保険適用なので、自由診療より比較的安価で治療できる
・3Dカメラと歯科専用切削加工機が院内にあれば、治療期間を短縮(即日〜)できる

デメリット/副作用

・銀歯に比べて外れやすい
・歯ぎしりや食いしばりが強い方では破折するリスクがあり、あまり向かない
・オールセラミック冠に比べると耐久性に劣り、歯の色のバリエーションが少ない

治療期間

・1週間以内

費用相場

・保険適応の場合:6千円程度
※治療期間や費用は治療の手法や素材によって大きく異なる場合があります。

この記事の監修歯科医師