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肋骨を押すと痛い

肋骨を押すと痛い

肋骨を押すとずきずき痛む、肋骨周囲を押すとピリピリとした痛みがはしる、などの症状を指します。

肋骨を押すと痛む症状の原因としては、肋骨骨折のようなケガや、明らかな原因がなくても起こる肋間神経痛や肋軟骨炎などの可能性が挙げられます。

肋骨骨折は、体に左右12本ずつある肋骨のいずれかが骨折することで痛みが生じます。机の角にぶつける程度から、交通事故までさまざまな理由で起こります。折れた部分が痛み、特に押したり体を反らしたりすると痛みが増悪します。なかには激しく咳こむことが原因で骨折する場合もあるので、ケガによるものだけではありません。

肋間神経痛は、左右それぞれの肋骨の間で肋骨に沿うように走行している肋間神経の神経痛です。変形性脊椎症や脊椎腫瘍など明らかな原因がある場合と、原因不明である場合も少なくありません。鈍い痛みではなく、特定の場所に比較的鋭い痛みが続くことが特徴です。

肋軟骨炎は、胸骨と肋骨との境にある軟骨の炎症が原因です。安静時でも痛みますが、押したり、深呼吸などをした場合に強く痛むことが特徴です。風邪症状に続いておきるときや、自己免疫性疾患が関与している場合など、さまざまな原因があります。

すぐ病院に行ったほうが良い「肋骨を押すと痛い」の症状は?

    • 高所からの落下や交通事故など強い外力がかかった場合
    • 息苦しさをともなう場合

これらの場合には、すぐに病院を受診しましょう。

行くならどの診療科が良い?

主な受診科目は、整形外科です。
問診、診察、画像検査(レントゲン、CT)、超音波検査などを実施する可能性があります。

病院を受診する際の注意点は?

持病があって内服している薬がある際には、医師へ申告しましょう。
いつから症状があるのか、息苦しさなど他にも気になる症状があるのかなどを医師に伝えましょう。

治療をする場合の費用や注意事項は?

保険医療機関の診療であれば、保険診療の範囲内での負担となります。

肋骨を押すと痛い症状の病気

この記事の監修医師