部位ごとの症状から調べる

首が痛い

首が痛い

主に首の骨や関節周囲の筋肉痛などにより痛みが出現することを指します。また、首の痛みは、痛みに伴ってしびれ、違和感などを感じる状態があります。ただ、首が痛いという場合に、その正確な部位の定義はないため、顎や喉の痛みから肩や頭部、背中、前胸部に至るまでの痛みを指す場合もあります。

そのため、痛みの場所が首なのか、肩なのか、背中なのか、患者さん自身が正確に表現できないことがあり、問診や診察によって明確になることもあります。

首が痛い症状の原因として、頚椎症性神経根症などのような首の骨(頚椎)の変形や脊髄腫瘍などのような腫瘍性疾患、椎骨動脈解離や心筋梗塞などのような脳・心血管疾患、化膿性頚部リンパ節炎などのような炎症・感染症、外傷性頚部症候群などのような怪我によるもの、などが挙げられます。

首周囲の怪我をした場合には打撲した部位から骨折を疑うこととなり、疾患の候補を絞りやすい一方で、怪我でない場合には骨や筋肉以外の疾患が首の痛みを出現させる原因になる可能性もあります。例えば、心筋梗塞の場合には典型的には胸痛ですが、関連痛といって胸部以外の場所に痛みが現れることがあり、首の痛みも出現する可能性があるのです。

すぐ病院に行ったほうが良い「耳が痛い」症状は?

  • 激しい頭痛やめまい、嘔吐などがある場合
  • 胸部痛・息苦しさがある場合

これらの場合には、すぐに病院受診しましょう。

行くならどの診療科が良い?

主な受診科目は、整形外科、脳神経内科です。

首が痛いと訴える場合には、問診、診察、画像検査(頚椎レントゲン、頚椎CT、頚椎MRI)などが施行されます。

内臓や血管系の疾患が疑われる場合には、心電図や血液検査、超音波検査(頚部や心臓など)、CT・MRI(頭部あるいは体幹部)検査などを実施する可能性があります。

病院を受診する際の注意点は?

持病があって内服している薬がある際には、医師へ申告しましょう。

すぐに病院を受診できない場合には、市販の消炎鎮痛薬の内服や湿布の貼付でも痛みが緩和されます。

治療をする場合の費用や注意事項は?

保険医療機関の診療であれば、保険診療の範囲内での負担となります。

首の骨や周囲の筋肉による痛みであれば、日常生活でその痛みを予防するために次のことを心がけましょう。姿勢を良くすることや、スマホ・パソコン画面を見過ぎないようにすることです。無理な姿勢を長時間続けることで、前屈みの状態になりがちで、頭の重みを支える首に負担が大きくかかる体制となってしまうからです。

首が痛い症状の病気

関連する病気

  • 頚椎椎間板ヘルニア
  • 頚椎症性脊髄症
  • 頚椎症性神経根症
  • 後縦靱帯骨化症
  • 黄色靱帯骨化症
  • 斜頚
  • 外傷性頚部症候群
  • 頚肋
  • 腕神経叢損傷
  • 胸郭出口症候群
  • 側弯症
  • 脊髄腫瘍
  • 転移性脊椎腫瘍
  • 脊髄損傷
  • 破壊性脊椎関節症
  • 筋筋膜性頚部痛
  • 解離性大動脈瘤
  • 椎骨動脈解離
  • 頚動脈解離
  • 脳出血
  • くも膜下出血
  • 高安動脈炎
  • 筋萎縮性側索硬化症
  • パーキンソン病
  • 多発性硬化症
  • 脊髄炎
  • 扁桃腺炎
  • 咽後膿瘍
  • 耳下腺腫瘍
  • 唾石症
  • 亜急性壊死性リンパ節炎
  • 細菌性顎下腺炎
  • ガマ腫
  • 亜急性甲状腺炎
  • 急性化膿性甲状腺炎
  • 橋本甲状腺炎
  • 甲状腺癌
  • 細菌性髄膜炎
  • 流行性耳下腺炎
  • 川崎病
  • 化膿性頚部リンパ節炎
  • 小児頸椎椎間板石灰化症
  • パンコースト腫瘍
  • 線維筋痛症
  • 縦隔気腫
  • 緑内障
  • うつ病
  • 自律神経失調症
  • 不安神経症
  • 咬合不全
  • 歯肉炎
  • 歯周病
  • Crowned dens syndrome
  • 石灰沈着性頚長筋膜炎

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