部位ごとの症状から調べる

けいれん

けいれん

自分の意思と無関係に持続的あるいは断続的に筋肉が収縮する状態のことを指します。けいれんのパターンは多種多様で、的確に診断することは容易でない場合があります。全身がガクガクする全身けいれんだけでなく、片側顔面けいれんや下肢のミオクローヌスのように、片側の顔面や下肢という限定した部分にのみ起こることもあります。けいれんに伴って意識障害がある場合もあれば、意識がしっかりしている場合もあります。

また、小児と高齢者とではけいれんの原因となりやすい病気が異なります。熱性けいれんは小児に特徴的なけいれんです。高齢者では、脳卒中後てんかんの発症が増加しています。

けいれん症状の全てが致命的な病態に関連しているわけではありませんが、無治療の場合には症状が繰り返されることも多く診られるため、受診して診断と治療方針を聞いた方が良いでしょう。

すぐ病院に行ったほうが良い「けいれん」症状は?

  • けいれんは収まったが、意識障害がある場合
  • 5分間以上けいれんが続いている場合
  • 妊娠している場合

これらの場合には、すぐに病院受診しましょう。

行くならどの診療科が良い?

主な受診科目は、内科、脳神経内科、脳神経外科、精神科です。

問診、診察、血液検査、画像検査(CTやMRIなど)、髄液検査、脳波検査などを実施する可能性があります。

病院を受診する際の注意点は?

持病があって内服している薬がある際には、医師へ申告しましょう。

けいれんの種類によって必要な薬が変わってきます。そのため、けいれんが続いた時間や、体のどの部分からけいれんが始まったか、という発作の状態を医師へしっかりと伝える事が重要です。

治療をする場合の費用や注意事項は?

保険医療機関の診療であれば、保険診療の範囲内での負担となります。

意識をなくすことなく、体の一部分のみのけいれんが起こった場合には、その多くは急いで受診する必要が無い事が多いです。しかし、まれにそのけいれんが全身けいれんに変化する場合があるため、全身けいれんを起こした時にはすぐに受診するようにしてください。

けいれん症状の病気

関連する病気

  • 急性症候性発作
  • てんかん
  • アルコール離脱症候群
  • 薬物依存症
  • 低酸素性虚血性脳症
  • 先天性感染症
  • 脳出血
  • もやもや病
  • 髄膜炎
  • 脳炎
  • 脳症
  • 熱性けいれん
  • 機会性けいれん
  • ビタミンB6欠乏症
  • 神経皮膚症候群
  • 良性乳児けいれん
  • 軽症下痢に伴う乳幼児けいれん
  • 憤怒けいれん
  • 発作性運動誘発性ジスキネジア
  • 頭部外傷
  • ナルコレプシー
  • 小児交互性片麻痺
  • 低血糖発作
  • 高血糖
  • 低カルシウム血症
  • 低カリウム血症
  • 低ナトリウム血症
  • 血管迷走神経性失神
  • 頚動脈洞症候群
  • Adams-Strokes症候群
  • 心臓弁膜症
  • 睡眠時無呼吸症候群
  • 高血圧性脳症
  • 熱中症
  • ブドウ糖輸送体欠損症
  • チック
  • 転換性障害
  • 入眠時ミオクローヌス
  • 夜驚症・睡眠時遊行
  • 起立性調節障害
  • ヒステリー発作
  • 銀杏中毒
  • 眼球城展発作
  • 自慰
  • 身震い発作
  • ジタリネス
  • パニック発作
  • 一過性全健忘
  • 片麻痺性片頭痛
  • 一過性脳虚血発作
  • アルツハイマー型認知症
  • 脳腫瘍
  • 海馬硬化症
  • 限局性皮質異形成
  • 水頭症
  • 慢性硬膜下血腫
  • 結節性硬化症
  • アイカルディ症候群
  • ミラー・ディーカー症候群
  • 脆弱性X症候群
  • アンゲルマン症候群
  • フェジャーマン症候群
  • びっくり病
  • 褐色細胞腫
  • 発作性失調症
  • 急性間欠性ポルフィリア
  • 自閉症
  • ミトコンドリア脳筋症
  • 片側顔面けいれん

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