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アートメイクは除去・修正が可能!除去・修正のタイミングや施術方法を解説

 更新日:2024/05/02
アートメイクは除去・修正が可能!除去・修正のタイミングや施術方法を解説

アートメイクはメイク時間を短縮できる・化粧が滲まない・きれいな状態をキープできるなどのメリットがあり、施術を受ける方が増えています。しかし、何らかの理由で一度入れたアートメイクを消したい・修正したい方もいるのではないでしょうか。

アートメイクは、除去・修正が可能です。

本記事では、アートメイクを除去・修正するタイミングや施術方法を解説するので、除去・修正を検討している方はぜひご覧ください。

村岡 史子

監修医師
村岡 史子(ziz CLINIC)

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2007年岩手医科大学卒業。盛岡赤十字病院、岩手医科大学形成外科にて勤務。2010年タウン形成外科クリニック盛岡院の院長に就任。2013年湘南美容クリニック仙台院に入職。その後、北関東・北陸・東北・北海道の北日本11院のマネジメントを幹部として行い、さらに技術指導担当医師として全国のドクターの技術指導も担当。2022年ルラ美容クリニックの顧問兼特別技術指導担当医師就任。2023年、東京都渋谷区に「ziz CLINIC」を開院。13年間美容医療に携わる。

アートメイクは除去・修正が可能

アートメイクは除去・修正が可能
アートメイクを入れたものの「デザインが気に入らない」「メイクの流行が変わって形を変えたい」など、さまざまな理由で除去・修正したい方もいるでしょう。
アートメイクは針を使用して皮膚に色素を入れ、メイクしているように見せたり、きれいな形・色合いをキープさせたりする施術です。洗っても落ちない・汗や皮脂でも滲まないことから、眉やアイラインにアートメイクを施す方が増えています。
近年では皮膚の浅い部分に色素を入れてより自然に見せるアートメイクが主流で、2~3年程かけて徐々に薄くなっていきます。
しかし、徐々に薄くなるまで待てない方やすぐに除去・修正したい方は、クリニックでアートメイクの除去・修正を行うことが可能です。
なお、アートメイクの除去・修正は基本自由診療(保険適用外)となります。

アートメイク除去・修正のタイミング

アートメイク除去・修正のタイミング
アートメイク除去・修正のタイミングを解説します。あてはまる項目がある方は、アートメイクの除去・修正を検討してみてはいかがでしょうか。

眉のアートメイクが色抜けして不自然になってしまった

眉のアートメイクの色が抜けて不自然になってしまった場合は、除去・修正するタイミングです。
アートメイクはタトゥーと異なり、肌のターンオーバーにより2~3年程かけて徐々に薄くなります。洗顔や汗などでは落ちませんが、時間経過とともに色抜けしてしまうのです。色の抜け方には個人差があり、体質やライフスタイルによっては色が抜けやすい方もいます。
抜け方によっては、形が不自然になったり変色したりすることがあります。特に眉は色抜けによる不自然さが目立ちやすいので、除去・修正を考えるタイミングです。

これまでに行った施術の修正をしたい

以前受けたアートメイクの修正をしたい場合も、除去・修正のタイミングです。
アートメイクを入れた時はよかったけれど、メイクの好みが変わってアイラインの色や形、眉の形や位置、太さに不満を感じるようになることもあるでしょう。また、入れたアートメイクが職場に適さないため消したい方や元に戻したい方もいます。
クリニックでは、眉頭・眉尻の一部分だけ消すといった部分的な除去も可能なので、これまでに行った施術を修正したい方にもおすすめです。

古いデザインのアートメイクを除去したい

アートメイクのデザインを古く感じる場合は、除去・修正のタイミングでしょう。
メイクの流行は移り変わるため、昔入れたアートメイクのデザインを古く感じることがあります。
また、従来のアートメイクは厚ぼったく不自然な仕上がりになりがちでしたが、近年は浅い部分に色素を入れて自然な仕上がりになるアートメイクが主流です。昔の不自然なアートメイクのままだと、時代遅れに感じることもあるでしょう。
アートメイクのデザインが古い場合は、全体的もしくは部分的にアートメイクを除去し流行に合ったデザインへの修正も可能です。

アイラインのアートメイクが滲んでしまった

アイラインのアートメイクが滲んでしまった場合も、除去・修正のタイミングです。
アートメイクは汗や皮脂で滲みませんが、時間経過とともに色素が拡散して滲んでしまう可能性があります。
アイラインのアートメイクが滲むとラインが太くなり、見た目の印象が変わるため、除去・修正を考える方もいるでしょう。

アートメイク除去・修正の施術方法

アートメイク除去・修正の施術方法
アートメイクを除去・修正する施術方法には、医療用レーザーと切除の2つがあります。
主流は医療用レーザーですが、状態によっては切除するケースもあります。状態を確認したうえで施術する必要があるため、アートメイクを除去・修正する場合は医師の診察を受けましょう。

医療用レーザー

除去・修正したい部分にレーザーを照射すると、レーザーがアートメイクの色素に反応し色素のみを破壊します。医療用レーザーの施術では、色素に合った波長を選んで照射する必要があります。
また、色素の種類によってはレーザーを当てると黒く変化し、余計目立ってしまうことがあるため注意が必要です。医療用レーザーはピコレーザーやナノレーザーなどを使用し、皮膚の負担をなるべく抑えながら短時間で除去していきます。
破壊された色素は徐々に吸収されるので、1回の施術で完全に消えるわけではありません。治療回数は色素の種類・濃さ・深さで変わりますが、2~3ヵ月ごとに繰り返し照射して消していきます。

切除

切除は、医療用レーザーだと除去が難しい・治療回数が多くなる場合などに行われる施術方法です。
赤みが強いアートメイクは、レーザーの治療回数が多くなる傾向にあります。眉のアートメイクを切除すると、同時に上まぶたのたるみを取る効果も期待できるでしょう。
また、アレルギーを併発し炎症が強い場合にはレーザーが色素まで届かないことがあるため、切除するケースもあります。
切除によるアートメイク除去は、外科手術でアートメイク部分を切除し縫合します。切除する範囲が大きくなければ1回の施術で済みますが、皮膚の負担が大きく傷跡がしばらく残るのがデメリットです。

アートメイク除去・修正のリスクや副作用

アートメイク除去・修正のリスクや副作用
アートメイクの除去・修正には、医療用レーザー照射や切除を行います。その際、どのようなリスク・副作用があるか不安を感じる方もいるでしょう。以下では、アートメイクを除去・修正する際のリスクや副作用を解説します。

毛が生えなくなる

レーザーで除去する場合、毛が生えなくなるリスクがあります。
レーザーによるアートメイク除去は、レーザー脱毛と仕組みが似ています。レーザー脱毛ではレーザーが毛根の黒色のメラニン色素に反応し、毛を産生する組織を破壊して脱毛します。アートメイク除去に使用するレーザーはアートメイクの黒色・青色に反応し色素を破壊しますが、眉毛やまつ毛の色にも反応して脱毛する可能性があります。脱毛は一時的なケースが多いですが、まれに永久脱毛となることがあるでしょう。

アレルギー・感染

アレルギーや感染のリスクも否定できません。施術の際は痛みを軽減するために麻酔を使用しますが、麻酔クリーム・局所麻酔に対しアレルギー反応が出ることがあります。
修正して再度アートメイクを施す場合は、色素によるアレルギーのリスクもあります。
アレルギーが心配な方は、事前に医師に相談してパッチテストを受けるとよいでしょう。アレルギーを併発した場合は、ステロイド外用薬を使用しながら経過観察していきます。また、切除によるアートメイク除去は外科手術となるため術後感染のリスクがあります。術後に気になる症状がある場合は、早めに医師に相談しましょう。

赤み・ケロイド・肥厚性瘢痕

施術後、赤み・ケロイド・肥厚性瘢痕が出ることもあります。レーザーを照射した部分に赤みが出る可能性がありますが、数日でおさまります。
切除した場合は、傷跡がケロイド・肥厚性瘢痕となって赤く盛り上がることがあります。特にアレルギー体質の方はケロイドになりやすいといわれており、手術部位が赤く目立つ期間が長くなる可能性があるでしょう。また、施術部位やその周辺に、つっぱり・硬さを感じることがあります。

アートメイクの除去・修正ならziz CLINICへ

ziz CLINIC

眉やアイラインなどのアートメイクをする方は増えていますが、除去・修正に対応しているクリニックは多くありません。アートメイクを除去・修正したい場合、どのクリニックに行けばよいのでしょうか。

ziz CLINICはアートメイクタトゥー除去に特化したクリニックで、アートメイクを除去・修正したい方におすすめです。

アートメイク除去やタトゥー除去に特化したクリニック

ziz CLINICはアートメイク除去やタトゥー除去に特化し、医療用レーザーから切除まで豊富な施術メニューがあります。

眉・アイラインのほか、ヘアラインやほくろ・リップの一部修正にも対応されています。

ピコレーザーは全色に対応しており、周辺部位へのダメージが少ないのがポイントです。アートメイクは複数の色が混ざっているため、色によって波長を変えて治療されています。

濃い色1~2回・調整色1~2回の治療が必要なので、ピコレーザーの治療回数は3~4回が目安です。色素が分解されるまで約2ヵ月かかるため、複数回治療する場合には3~4ヵ月ごとに治療を受けることになります。

黒色変化対応マイルドは、金属が混じった色素の除去におすすめの方法です。弱めのレーザー照射により、色素が黒く変化するリスクをできる限り抑えながら治療されるそうです。

ziz CLINICでは、N-DERMとピコレーザーを組み合わせた、ピコダームという除去法もあります。

N-DERMは切らずに皮膚ごと色素を取り除けるのが特徴で、できるだけ少ない回数で除去したい方におすすめです。急いで除去したい・レーザーでは除去が難しい場合は、切除によるアートメイク除去が適しています。

アートメイクの形を変えたい・修正したい方をサポート

ziz CLINIC 院長
ziz CLINICは「タトゥー除去にしっかり向き合ってくれるクリニックがあったら」という患者さんの声に応えるべく生まれた、アートメイクタトゥー除去に特化したクリニックです。

院長は形成外科で基礎を学び、形成外科クリニック院長や大手美容クリニックグループの院長・技術指導医を務めるなど美容医療の経験が豊富です。

ziz CLINICは一人ひとりの患者さんと向き合い、豊富な施術メニューと経験でアートメイクの形を変えたい・修正したい方をサポートされています。

アートメイクの施術を行うクリニックと連携し、修正にも対応されているそうです。

患者さんのニーズに合わせた適切な治療を提案

ziz CLINICでは以下のような患者さんのニーズに合わせ、適切な治療を提案しています。

  • できるだけ早く除去したい
  • なるべく安く消したい
  • 仕上がりにもこだわりたい
  • 痛み・負担が少ない方法がいい

顔に施したアートメイクの除去では、仕上がりにこだわりたい方もいるのではないでしょうか。ziz CLINICでは、細かい調整や傷跡をなるべく目立ちにくいようにするなどの配慮をしながら施術を行っているそうです。

ziz CLINICは患者さん一人ひとりのニーズ・悩みに合った治療を提案してくれるので、アートメイクの除去・修正を考えている方は相談してみてはいかがでしょうか。

ziz CLINICの基本情報

アクセス・住所・診療時間・費用・治療回数・治療期間

各線渋谷駅 徒歩8分

東京都渋⾕区宇⽥川町36-1 SANWA SHIBUYA Bldg.7F

診療時間
10:00〜19:00

※不定休

【費用(税込)】
ピコレーザー
眉全体  50,000円
眉部分(内側or外側)  35,000円
アイライン 上下  60,000円
アイライン 上or下  40,000円
リップ 上下   60,000円
リップ 上or下  40,000円
ヘアライン  120,000円
黒子  15,000円


アートメイク除去 N-DERM
両眉  70,000円
アイライン 上下  80,000円
アイライン 上or下  55,000円
リップ 上下  80,000円
リップ 上or下 55,000円
ヘアライン  200,000円


アートメイク除去 黒色変化対応マイルド
眉全体  40,000円
アイライン 上下  50,000円
アイライン 上or下 35,000円
リップ 上下  50,000円
リップ 上or下 35,000円
ヘアライン  95,000円
黒子  12,000円


アートメイク 洗浄照射
眉全体  90,000円
アイライン 上下  90,000円
アイライン 上or下  60,000円
リップ 上下  90,000円
リップ 上or下  60,000円
ヘアライン 180,000円
黒子 30,000円


アートメイク除去 ピコダーム
眉全体 80,000円
アイライン 上下  100,000円
アイライン 上or下 70,000円
ヘアライン 180,000円
黒子 35,000円


アートメイク除去 切除
眉一部 200,000円
アイライン 上下 250,000円
アイライン 上or下 180,000円
【治療回数】3〜4回が目安
【治療期間】色素が分解し消えるまで約2ヵ月、複数回なら3〜4ヵ月間隔をあけて治療を行う。

この記事の監修医師

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