入れ歯は嫌!健康な歯を残したい!という方へ。「インプラント」という選択肢【札幌市 南2条千葉歯科クリニック】

公開日:2021/03/23
南2条千葉歯科クリニック
南2条千葉歯科クリニック

50〜60代になると、「自分の歯を少しでも長く残したいから、ブリッジは避けたい」「入れ歯はまだ嫌だ」、と考えるようになる方も多いのではないでしょうか。そういった方に注目を浴びているのが、人口の歯根を埋め込む「インプラント治療」です。
自分の歯のようにしっかり噛めるという点はもとより、入れ歯のように金属が見えることなどもないので、若々しい見た目を目指すことができる魅力的な治療法といえるでしょう。
そこで今回はインプラント治療の魅力について、【南2条千葉歯科クリニック 千葉 豊和先生】に詳しくお話を伺いました。

Doctor’s Profile
千葉 豊和
南2条千葉歯科クリニック 院長

東北歯科大学卒業後、奥羽大学大学院へ入学。卒院後は奥羽大学歯科補綴学 第2講座 非常勤講師を勤め、原宿デンタルオフィスにて勤務する。その後千葉歯科クリニックを開業、日本補綴歯科学会や日本歯周病学会など所属学会多数。

歯の外傷や歯周病の悪化などの影響で歯が欠けてしまった場合には、医師からブリッジやインプラントをすすめられることがあります。
 
しかし、「ブリッジやインプラントと言われても、いまいち違いがよく分からない」「インプラントを検討しているがどういうメリットがあるの?」と疑問に思う方も珍しくはないことでしょう。
 
そこでまずは、歯の欠損を補う治療法としてよく候補に挙がる、ブリッジとインプラントの特徴をそれぞれ解説します。

ブリッジとインプラントの違い

ブリッジとは

ブリッジは、歯が欠損した部分の両端に残っている天然歯を削り、人工の歯を取り付ける支柱替わりにすることで、欠損した歯を補うことができる治療法です。しっかりと固定できるため、今まで通り物を噛むことができるようになるといいます。
 
またブリッジというと、入れ歯との違いに混同される方も少なくはありません。しかしこの2つの治療法には、次のような違いがあります。
 
入れ歯:毎日取り外して、清掃(メンテナンス)が必要。
ブリッジ:人工の歯を対象部分の両側の歯に器具を付けて固定する。取り外し不可。
 
つまりブリッジは、一度付ければ自分の歯と同じように扱えるというのが大きな特徴です。

ブリッジのメリット
・手術も不要。そのため、比較的手軽に治療できる
・健康保険が適用される治療
ブリッジのデメリット
・支柱とする健康な天然歯を削る
・欠損した歯を埋めるように人工歯を被せるため、わずかな隙間ができてしまうことがある。また、この隙間に歯垢が溜まり、虫歯の原因となってしまう可能性も。

インプラントとは

インプラントとは、顎(あご)の骨に作った土台となるボルトの上に固定することで、欠損した歯を補う義歯のことをいいます。

インプラントのメリット
・顎に直接ボルトが埋入されているため、土台がしっかりとしている
→これによって、噛んでいる力が顎の骨に伝わるので自身の歯と同じ噛み心地が期待できる
インプラントのデメリット
インプラントは、基本的には健康保険が適用されません。そのため、治療費が高いことがデメリットになるでしょう。ただし、以下のようなケースでは、健康保険が適用されることもあります。
・歯以外の病気、もしくは第三者による不慮の事故によって顎の広範囲の骨が欠損している
・生まれつき顎の骨が1/3以上欠損している、もしくは先天性の形成不全があると診断を受けている

詳しくは、かかりつけ医に相談してみてくださいね。

 

ブリッジとインプラントの違い

次に、ブリッジとインプラントの違いについて、もう少し詳しく見ていきましょう。

 

ブリッジ インプラント
噛む力 元の歯の60%ほど 元の歯とほぼ変わりなし
アゴの骨 骨が吸収されて痩せていく 骨が痩せにくい
治療期間 1週間~2週間ほど 3か月〜6か月ほど
耐用年数 平均で8年ほど 30年ほど
費用 保険の場合:3万円ほど・自費の場合:15~30万円ほど 1本につき30~40万円ほど
ブリッジとインプラントの違い

上の表を見ていただくと分かるように、噛む力や治療期間、費用などインプラントとブリッジではメリット・デメリットがどちらにも存在します。悩みどころですが、どのポイントを重視するかによって医院に相談しつつ選択するのがいいのではないでしょうか。

入れ歯とインプラントの違い

今回お話を伺った千葉先生いわく、歯の欠損やインプラントについて相談をされる患者は、次のような疑問を感じていることが多いといいます。

ご相談では、「入れ歯に抵抗がある」という相談が多いように思います。そのため、入れ歯からインプラントにする方はとても多いですね。

入れ歯の見た目や手入れ、また噛み心地などさまざまな理由で入れ歯からインプラントに移行する方が多いと推測されます。そこで、次は入れ歯とインプラントの違いを詳しく解説していきましょう。

入れ歯とインプラントの違い

入れ歯とは

歯を部分的に欠損してしまった際に用いられる治療法として挙げられるのが、「部分入れ歯」という選択肢です。
 
なお、部分入れ歯は、次のようなケースで治療を行うことが多いとされています。
 
・ブリッジでの治療を行いたくない
・ブリッジの支柱となる両端の天然歯がない
・事故などで多くの歯を失ってしまった

 
部分入れ歯の治療方法
部分入れ歯は、歯が欠損してしまっている部分の型をとったうえで、人工的に作成された歯茎に義歯をバネで取り付けて固定します。

部分入れ歯のメリット
・ブリッジのように天然歯を削る必要がない
・手術はしないので、治療回数や身体への負担は比較的少ない
・健康保険が適用される
部分入れ歯のデメリット
・毎日取り外して、部分入れ歯を清掃(メンテナンス)する必要がある

それでは、入れ歯の特徴をふまえた上で次にインプラントと入れ歯の違いについて、詳しく確認していきましょう。

インプラントと入れ歯の付け心地について

インプラント:骨に埋入し固定されるため自分の歯のように噛める。
入れ歯:歯茎に対して着用するので、人によっては異物感がある場合も。

 
入れ歯は経年劣化によりぐらつきが出る、歯茎に合わなくなり着用時に痛みが生じてしまう場合があります。その際は、歯科医院での調整が必要となるでしょう。
 
一方でインプラント治療では、顎の骨に土台として「チタン」を埋入します。これは、骨と強く結合する特殊な金属なので、数ヵ月程度で強く顎の骨と結合します(個人差あり)。
そして結合後は、インプラント体に人工歯を被せインプラント治療が完了。すると、顎の骨に噛んでいる振動がしっかりと伝わるため、顎の骨が痩せて咀嚼力(そしゃくりょく)の低下予防の効果が期待できるでしょう。
 
この点入れ歯では、食事をする際、天然歯があったときのように噛んでいる振動が骨に伝わりにくいとされています。そのため、顎の骨が痩せてしまう可能性は否定できません。
 
ただしインプラント治療では、顎の骨を開けてチタンを埋め込む手術工程から「顎への負担が大きいのでは?」と思われがちです。しかしインプラントは、噛んでいる振動が骨に伝わるため、逆に顎の骨が痩せるのを防ぎ、咀嚼力が落ちないという効果が期待できるのです。
 
では次に、もし入れ歯を使うことであごの骨が痩せて薄くなってしまったら、口腔内にどのような影響が生じるのか、千葉先生に伺ってみましょう。

入れ歯とインプラントの違い
入れ歯の場合、使っていくうちにあごの骨が薄くなってしまう可能性があります。すると、他の歯にも影響が出てしまい、総入れ歯になる確率が上ってしまうのです。

総入れ歯になることは、誰しもが避けたいですよね。だからこそ近年では、入れ歯を避けて、インプラント治療を選択する方が多い傾向にあるのではないでしょうか。

インプラントに向いている人とは

ここまでの内容をまとめると、インプラント治療には、ブリッジや入れ歯と違って、次のような特徴があるといえます。
 
・自分の歯のように物を噛める
・顎の骨に噛む振動が伝わり、骨を痩せにくくさせる

 
また、見栄えの面でも、気になる特徴の違いが目立ちますよね。

インプラントに向いている人とは

インプラント
器具が見えたりすることはない。天然歯のように見える。
 
ブリッジ
器具を取り付けるため、笑ったときなど口を開けた際、器具が目立ってしまう場合がある。
 
入れ歯
歯茎に着用するものであり、経年劣化などによって不自然な見栄えになってしまうことも。
 
以上の特徴から考えると、人目を気にする人や接客業に就いている方は、インプラント治療に向いているといえるでしょう。
 
上記の他にも、現在入れ歯を入れているが、入れ歯に対してなんらかの不満を持っている人も対象者としてあげることができます。現在は入れ歯の方でも、インプラント治療を受けられる可能性がありますので、まずは歯科医師に相談してみてはいかがでしょうか。

インプラントに向いている人とは

インプラント治療に向いていない方

魅力的なメリットも多いインプラント治療ではありますが、次のようなケースの方には、治療ができないことも考えられます。
 
・顎の骨の厚みが充分になく、治療に耐えられる体力がない方
・妊娠中の方
・糖尿病・腎不全・肝炎・心臓病・ぜんそく・リウマチ・骨粗鬆症・高血圧といった疾患をお持ちの方

 
これらに当てはまる方は、治療中に急性的な症状の悪化などが考えられるため、まずは歯科医師に確認しておく必要があります。

見栄えもよく、噛むストレスの少ないインプラントがおすすめ

今回はインプラントのメリットについて、ブリッジや入れ歯との違いを確認しながら解説しました。その結果、それぞれの治療には必ずメリットとデメリットがあるということが、十分にご理解いただけたのではないでしょうか。そんな中でも、魅力的なメリットが目立つことから、「インプラント治療」は近年注目されています。ただし、デメリットや適用しないケースも考えると、すべての方にとって、インプラント治療が最適だとはいえません。そのため、まずはご自身の歯の状態をしっかりと確認し、ご自身が納得できる最善の治療方法を選択してくださいね。
 
またインプラント治療の注意点について、千葉先生は「定期的なメンテナンスが必要」とおっしゃっています。そのため、もしインプラント治療を受けることになった場合には、仕上がりに満足するのではなく、定期的なメンテナンスを大切に考えていきましょう。

医院情報

南2条千葉歯科クリニック

南2条千葉歯科クリニック
所在地 〒060-0062
北海道札幌市中央区南2条西10丁目7-1
アクセス 地下鉄東西線西11丁目駅3番出口から徒歩3分 市電中央区役所前から徒歩2分
診療内容 インプラント治療 歯科一般 予防治療 審美治療 など
治療費
インプラント治療 〇〇~〇〇万円(税込)
入れ歯治療 〇〇~〇〇万円(税込)
ブリッジ 〇〇~〇〇万円(税込)