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「化膿性リンパ節炎」で”首に現れる症状”はご存じですか?原因も医師が解説!

 公開日:2026/01/08
「化膿性リンパ節炎」で”首に現れる症状”はご存じですか?原因も医師が解説!

「風邪かな…」と思っていたら、首に大きなしこりができてきた場合には、化膿性リンパ節炎の可能性があります。

化膿性リンパ節炎は、細菌やウイルス感染が原因でリンパ節に炎症が起き、膿が溜まって腫れてしまう病気です。

多くの場合、早期に発見できれば抗生剤の服用のみで回復します。しかし、膿の溜まったしこりが大きくなれば、切開して膿を出すことが必要です。

また、化膿性リンパ節炎によく似た疾患もあります。そのため、早期に適切な診断を受けることが重要でしょう。

今回は、化膿性リンパ節炎の特徴的な症状などを詳しく解説します。

※この記事はメディカルドックにて『「化膿性リンパ節炎」を発症すると現れる症状・原因はご存知ですか?医師が監修!』と題して公開した記事を再編集して配信している記事となります。

竹内 想

監修医師
竹内 想(名古屋大学医学部附属病院)

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名古屋大学医学部附属病院にて勤務。国立大学医学部を卒業後、市中病院にて内科・救急・在宅診療など含めた診療経験を積む。専門領域は専門は皮膚・美容皮膚、一般内科・形成外科・美容外科にも知見。

化膿性リンパ節炎とは?

児童

化膿性リンパ節炎とはどのような病気か教えてください。

化膿性リンパ節炎は、感染や炎症が原因で引き起こされる病気です。
主な症状は、リンパ節の腫れ・痛み・患部の熱感などです。
「化膿性」という名の通り、炎症を起こした部分にが溜まってしまいます。
化膿性リンパ節炎は、一般的に小児期で発症することが多い病気です。細菌やウイルスの感染が原因となるため、咽頭炎や扁桃炎などに関連して発症する頻度が高いです。

化膿性リンパ節炎ではどのような症状がみられますか?

まず、人の体には様々な部位にリンパ節があります。
例えば、耳下腺・頸部・腋窩・鼠径部などです。
化膿性リンパ節炎の症状は、それらの中でも頸部に発症することが多いのが特徴です。
症状としては、リンパ節に痛み・腫れ・熱感などが現れます。
炎症が進行すると、リンパ節が腫れて硬くなり、触ったときに痛みを感じるようになります。
腫れた部分の内部には膿が溜まり、次第に膿瘍と呼ばれる膿の溜まった袋が形成されてしまうのが特徴です。
膿瘍が形成されれば、切開して膿を排出しなくてはなりません。また、この膿瘍は低年齢であるほど大きくなることが多いというデータもあります。

化膿性リンパ節炎は何が原因で発症することが多いですか?

化膿性リンパ節炎は、一般的に細菌・真菌・ウイルスなどへの感染が原因で発症します。
小児では、上気道炎に伴って発症することが一般的です。上気道炎とは、いわゆる「風邪」です。
例えば、急性咽頭炎・急性喉頭炎・急性副鼻腔炎などにリンパ節が反応し、炎症が起こります。
一方、成人の場合には、虫歯菌が原因となって発症するケースも多いです。
また、小児の場合には、川崎病や亜急性壊死性リンパ節炎でもリンパ節の腫脹がみられます。そのため、他の疾患との鑑別を慎重に行う必要があります。

編集部まとめ

看護師
発熱やリンパ節の腫脹といった症状が現れる化膿性リンパ節炎について解説しました。化膿性リンパ節炎は小さなお子様には発症することが多い疾患です。

乳幼児の場合、自分で違和感や痛みを詳しく伝えることは難しいです。特に、風邪を引いてしまった場合などには、リンパに腫れがないか確認しましょう。

乳幼児の場合、普段と違うと感じるときは早めに受診すると安心です。すみやかに受診してください。

また、大人の場合でも化膿性リンパ節炎を発症することがあります。虫歯や歯周病などが原因となることが多いので、定期的に歯科検診を受けましょう。

この記事の監修医師

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