管理栄養士がオススメする「勉強中に食べるチョコ」は“カカオ70%”な理由

勉強や仕事の間に「チョコレート」をつまむという方も多いでしょう。管理栄養士の三樹さんによると「勉強中や仕事中に食べるチョコレートはカカオ70%がオススメ」とのことです。なぜ苦いチョコレートが勉強に良いのか、詳しく伺いました。
※この記事はMedical DOCにて【「チョコレートが勉強にもたらす3つの効果」とは? 管理栄養士が解説】と題して公開した記事を再編集して配信しており、内容はその取材時のものです。

監修管理栄養士:
三樹 彩夏(管理栄養士)
編集部
オススメのチョコレートはありますか?
三樹さん
勉強の効率化に効果がある成分はカカオに含まれているため、カカオが70%程度配合された苦めのチョコレートがオススメです。カカオが多い分砂糖が少ないため、血糖値の影響による眠気やだるさが起きにくくなります。
編集部
ナッツが入ったチョコレートでも大丈夫ですか?
三樹さん
問題ありません。ナッツには脳に重要なオメガ3脂肪酸が豊富に含まれており、むしろ脳の働きをサポートしてくれます。ただし、ナッツは脂質が多いためカロリーが比較的高くなっています。食べすぎには注意しましょう。
編集部
ココアでも同様の効果が得られますか?
三樹さん
ココアにもカカオポリフェノールやテオブロミンは含まれています。しかし、含有量がチョコレートと比べて少なくなってしまうため、より効果を求めるならチョコレートの方が良いですね。一般的にチョコレート1かけには、ココア2杯分のカカオポリフェノールが含まれています。