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【大腸がん予防に】胃カメラ・大腸カメラを再受診したい…何年ごとに受けるべき?

 更新日:2024/02/13

胃カメラや大腸カメラを受けたことはあるけど、再受診のタイミングが分からない」という方は多いのではないでしょうか? 医師によると、受診期間はおおむね「2~3年」が好ましいそうです。詳細について、「鎌倉逗子胃腸肛門内視鏡クリニック」の道躰先生にお聞きしました。

道躰 幸二朗

監修医師
道躰 幸二朗(鎌倉逗子胃腸肛門内視鏡クリニック)

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東邦大学医学部卒業。東邦大学医療センター大橋病院などで内視鏡・肛門診療を中心に臨床経験を積む。2021年、神奈川県鎌倉市に「鎌倉逗子胃腸肛門内視鏡クリニック」を開院。幅広い診療科目で地域医療に尽くしている。日本外科学会専門医、日本消化器内視鏡学会専門医、日本がん治療認定医機構がん治療認定医。日本臨床肛門病学会会員。

編集部編集部

一度受けた後、次に検査を受けるまでのベストタイミングも知っておきたいです。

道躰先生道躰先生

引き続き内視鏡検査を続けていくつもりでしたら、ベストな受診の間隔を担当医とすりあわせておきましょう。そのときの胃や大腸の状態によりますが、おおむね「2~3年ごと」の検査を推奨されるはずです。ただし、ピロリ菌を除菌した人や大腸ポリープ切除などをした場合は、検査間隔がもっと短くなるかもしれません。

編集部編集部

先生が診ている患者さんで「胃カメラ・大腸カメラを受けるきっかけ」は何でしょうか?

道躰先生道躰先生

無症状の場合は、知り合いや友人の発症が一番多いですね。また、自分の症状をネットで調べて「胃がんかもしれない」と受診される若い人も増えてきている印象です。受診した結果、仮に胃がんではなく心因性の失調であっても、胃の調子は自律神経に大きく左右されるため「健全であることが判明したことで治る」場合もあります。

編集部編集部

読者へのメッセージをお願いします。

道躰先生道躰先生

大腸カメラや胃カメラの検査を受けることに対して、ハードルが高いと感じてしまう人もいらっしゃいます。しかし、思っているほど怖い検査ではなく、鎮静剤の使用によって眠っている間に検査をおこなうこともできます。また、医療機関サイドもできる限り痛みや苦しみをなくせるように心がけているはずです。気になることがあれば、いつでも内視鏡検査を受けにいらしてくださいね。

この記事の監修医師

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