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ダイエットに! 太りにくいお酒とNG酒の見分け方とは? 【管理栄養士解説】

 公開日:2025/06/26
太りにくいお酒 種類

ダイエット中だからお酒は我慢と思っていませんか? 実は、飲み方や種類を工夫すれば、お酒を楽しみながらでもダイエットは可能です。糖質の少ないお酒や、太りにくいアルコールの特徴、さらに夜の摂取タイミングまで、ダイエット中でも安心して晩酌を楽しむためのポイントを管理栄養士の丹羽さんに解説していただきました。

丹羽 琴美

監修管理栄養士
丹羽 琴美(管理栄養士)

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名古屋学芸大学管理栄養学部卒業。大学卒業後、愛知県内の老人ホームに管理栄養士として就職。献立作成・栄養管理・調理などを担当。その後、食の楽しさや、正しい知識を発信したいとの想いから、フリーランスの管理栄養士・ライターに。「有益な情報を読みやすく発信」をモットーに、記事の執筆や編集、レシピ作成などを手がけている。

編集部編集部

おつまみの選び方についてはわかりました。お酒自体も糖質が高いと思うのですがいかがでしょうか?

丹羽 琴美さん丹羽さん

お酒は糖質が高いものもありますが、種類によっては糖質が少ないお酒もあります。ダイエット中の飲酒は、糖質が少ないお酒を選ぶのが大切です。

編集部編集部

糖質が少ないお酒はどんなものがありますか?

丹羽 琴美さん丹羽さん

比較的糖質が少ないお酒として、ハイボール焼酎ワインなどがあります。また、糖質オフやカロリーオフのお酒もおすすめです。逆に、果実酒や日本酒、リキュールは糖質が高い傾向にあるため注意しましょう。

編集部編集部

糖質が少なくても、アルコール自体のカロリーが高いと聞いたことがあるのですが本当でしょうか?

丹羽 琴美さん丹羽さん

おっしゃる通り、アルコールは1g約7kcalと、比較的高カロリーです。しかし、アルコールのカロリーは、摂取しても太りにくい傾向があります。それはアルコールのカロリーが、ほかの栄養素に比べて体に蓄えられにくいためです。アルコールのカロリーのうち、約70%が熱として消費されると考えられています。ただ、全く太らないわけではなく、飲みすぎは体重の増加につながるため注意しましょう。

※参照:e-ヘルスネット「アルコールのエネルギー(カロリー)」
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/dictionary/alcohol/ya-059.html

編集部編集部

ほかに、ダイエット時に晩酌する際の注意点はありますか?

丹羽 琴美さん丹羽さん

晩酌時だけではなく1日全体で、カロリーや糖質の量を意識するのが大切です。例えば、晩酌でお酒を多めに飲む予定のときは、昼食をヘルシーにしてバランスを取るなどの工夫ができます。加えて、遅くても21時までに晩酌を終えるのがおすすめです。なぜなら、脂肪をつきやすくする「ビーマルワン」という物質が、特に夜22時から深夜2時に多く分泌されるからです。ちょっとした工夫で効率的にダイエットができますよ。

※この記事はメディカルドックにて【低糖質のおつまみ3選! ダイエット中でも食べられるおつまみを管理栄養士が解説】と題して公開した記事を再編集して配信しており、内容はその取材時のものです。

この記事の監修管理栄養士

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