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糖質オフでも太る!? 「ロカボおつまみ」の上手な付き合い方を管理栄養士が解説

 公開日:2025/06/17
おつまみの糖質

ダイエット中でもおつまみは我慢したくないという人は多いのではないでしょうか? 実は、糖質とカロリーに気をつければ、お酒のお供を楽しみながらでもダイエットは可能です。近年注目されているロカボ商品や、ダイエットに効果的な栄養素を含む食品の選び方について、管理栄養士の丹羽さんに解説していただきました。

丹羽 琴美

監修管理栄養士
丹羽 琴美(管理栄養士)

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名古屋学芸大学管理栄養学部卒業。大学卒業後、愛知県内の老人ホームに管理栄養士として就職。献立作成・栄養管理・調理などを担当。その後、食の楽しさや、正しい知識を発信したいとの想いから、フリーランスの管理栄養士・ライターに。「有益な情報を読みやすく発信」をモットーに、記事の執筆や編集、レシピ作成などを手がけている。

編集部編集部

ダイエットでの糖質制限中は、おつまみを食べない方がいいのでしょうか?

丹羽 琴美さん丹羽さん

低糖質なおつまみを選べば、ダイエットへの影響を少なくできます。低糖質かつ低カロリーのおつまみは、スーパーやコンビニなどの市販で簡単に手に入ります。さらに、居酒屋でも低糖質なおつまみを選択できますよ。

編集部編集部

低糖質で血糖値を上げにくいおつまみは、どのように選べばいいですか?

丹羽 琴美さん丹羽さん

野菜や肉、魚などを原料としたおつまみを選ぶのがポイントです。これらの食品は糖質が少ないためです。さらに、野菜の食物繊維や、魚・肉のタンパク質はダイエットに役立つ作用があります。逆にいも・麺類・小麦類を使用したおつまみは糖質が高いのが特徴です。フライドポテトや焼きそば、ピザなどは要注意です。また、糖質に縛られずにいろいろなものが食べたくなってしまう人には、ロカボ商品もおすすめですよ。

編集部編集部

ロカボとはなんですか?

丹羽 琴美さん丹羽さん

ロカボとは、厳しすぎない糖質制限をして、血糖値の上昇を抑えるという考え方です。1食あたりの糖質量を20~40g、1日の糖質摂取量を70~130gにするのが推奨されています。また、ロカボの考え方に基づいて適度に糖質がカットされた食品を、ロカボ商品といいます。ロカボ商品は、低糖質で満足感があるためおつまみにもピッタリです。

編集部編集部

太りにくいおつまみ選びのポイントや注意点はありますか?

丹羽 琴美さん丹羽さん

ダイエット中におつまみを選ぶなら、糖質だけでなくカロリーにも気を配る必要があります。いくら糖質を抑えていても、カロリーが高いと太りやすくなってしまうためです。特に脂質はカロリーが高いため、気をつけましょう。さらに、タンパク質や食物繊維が多く含まれるおつまみを選ぶのがおすすめです。タンパク質は筋肉をつくるため、代謝が上がり脂肪を燃えやすくするためです。食物繊維は糖の吸収を抑える効果があります。

※参照:e-ヘルスネット「食物繊維の必要性と健康」
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/food/e-05-001.html

※この記事はメディカルドックにて【低糖質のおつまみ3選! ダイエット中でも食べられるおつまみを管理栄養士が解説】と題して公開した記事を再編集して配信しており、内容はその取材時のものです。

この記事の監修管理栄養士

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