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ダイエット中、つい飲酒して痩せられない…“太らない”おつまみの選び方を管理栄養士が解説!

 公開日:2025/03/11
ダイエット中の飲酒…太らないおつまみを選ぶポイントは?

最近体重が気になってきた、けれど仕事柄お酒を飲む機会が多い、少しくらいはお酒を楽しみたい! そういったお悩みを抱える方もいらっしゃるのではないでしょうか? そこで今回はお酒を飲むときに体重を増やさない「ダイエット向きの太らないおつまみ」を選ぶポイントを、管理栄養士の飯田優季さんに紹介していただきました。

飯田優季

監修管理栄養士
飯田優季(管理栄養士)

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管理栄養士として、健康食品やサプリメントの商品監修、専門誌・栄養情報サイトのコラム執筆、料理教室など様々な活動に携わる。 世界3大ミスコン「ミスグランドインターナショナル」では日本代表選手の栄養コンサルタントを行うなど、ダイエット、体質改善、増量など、ボディメイクに関する個別サポートを中心に活動している。

編集部編集部

お酒が好きなのですが、ダイエット中にお酒を飲んではいけないのでしょうか?

飯田 優季さん飯田さん

ダイエットを意識しているのであれば、お酒は飲まない方が良いです。しかしダイエット中でもお付き合いで飲み会に参加しなければならない場面もあるでしょう。厚生労働省が推進する国民健康づくり運動“健康日本21”によると「節度ある適度な飲酒」は1日平均純アルコールで約20g程度(ビールなら500ml)と定義しています。アルコールは高糖質・高脂質の食事と組み合わさると体脂肪が増えやすくなるので、おつまみにも注意が必要です。

編集部編集部

では、おつまみを食べずにお酒だけを飲む方がダイエットに良いのでしょうか?

飯田 優季さん飯田さん

少しでもカロリーを抑えるために、おつまみを全く食べずにお酒だけを飲むという方もいます。ですが、それではアルコール分解に必要な栄養素が足りずにアルコールの分解が遅くなり、脂肪がつきやすくなってしまうのでよくありません。肝臓に相当な負担をかけ、頭痛や吐き気、めまいなどを起こす危険もあるため、適度におつまみを食べていただくほうが良いです。

編集部編集部

太りにくいおつまみ選びのポイントや注意点はありますか?

飯田 優季さん飯田さん

糖質や脂質を抑えるとともに、お酒を飲むと消費される栄養素を補うことが大切です。

編集部編集部

ついシメにラーメンなど炭水化物が欲しくなるのですが……。

飯田 優季さん飯田さん

お酒を飲むと心の安定に欠かせないセロトニンというホルモンが減ります。そうすると体はセロトニンを作るためにブドウ糖、つまり炭水化物を欲するようになります。お酒を飲むたびに毎回炭水化物を食べていると、脳は「お酒+炭水化物=快楽」とインプットしてしまい、中毒状態にもなりかねないので注意が必要ですよ。

※この記事はMedical DOCにて<ダイエット中の『お酒のおつまみ』賢い選び方は? 何も食べないのは良くない? 管理栄養士解説>と題して公開した記事を再編集して配信しており、内容はその取材時のものです。

この記事の監修管理栄養士

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