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「認知症」を疑う“6つの行動”はご存じですか? 認知症予防取り組むべきタイミングも解説!

 公開日:2025/03/16
認知症予防はいつから始めるべき? 注意すべき症状は?

人生100年時代と呼ばれる現代において、「認知症の予防」は健康寿命を延ばすうえでも大事な要素です。しかし、具体的にいつから認知症を予防できるのか疑問に思っている方も多いでしょう。そこで今回は認知症を予防をはじめる時期と注意すべき症状について、介護福祉士の青木さんに解説していただきました。

青木 崇

監修介護福祉士
青木 崇(介護福祉士)

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大学卒業後、5年間ECショップ運営に携わる。その後介護の仕事に興味を持ち転職、現場で働きながら介護福祉士を取得し、障がい者支援・高齢者支援に10年間携わる。これらの経験を活かし、現在は介護関係・EC関係の記事を執筆するWebライターとして活動中。

編集部編集部

認知症予防はいつから始めるのが良いでしょうか?

青木 崇さん青木さん

認知症予防は、認知症の症状がない健康なときから始めることが大切です。なぜなら認知機能は年齢とともに、少しずつ低下するためです。また軽度認知症(MCI)と呼ばれる認知症の初期症状が疑われる場合は、アルツハイマー型認知症へと悪化する前に、早急に生活習慣を改善しましょう。

編集部編集部

軽度認知症(MCI)ではどのような症状がありますか?

青木 崇さん青木さん

軽度認知症とは、認知症と健常者の中間の段階です。以下のような症状がみられる場合は、軽度認知症が疑われるので専門医に相談してください。

  • 何度も同じ質問や確認をする
  • 趣味への興味がなくなった
  • 新しいことに取り組む気力がなくなった
  • 仕事や家事でミスが増えている
  • 難しい作業がおっくうになった
  • 家族や友人との会話が楽しくなくなった

編集部編集部

軽度認知症(MCI)の場合、治療で回復することはありますか?

青木 崇さん青木さん

軽度認知症は適切な治療を施すことで、症状の回復や認知症の発症を遅延できる可能性があります。また、認知症は「アルツハイマー型認知症」「脳血管性認知症」「レビー小体認知症」など複数あります。また、「突発性正常圧水頭症」は認知症に似た症状を引き起こしますが、手術で改善が可能です。症状や疾患に対して適切な治療を受けるには、早めに専門医に診断してもらうことが重要です。

編集部編集部

あらためて、どのように認知症と向き合えばいいですか?

青木 崇さん青木さん

「将来、認知症になるのでは?」と、漠然とした不安を抱えている方も多いでしょう。しかし、運動や食事といった生活習慣を改善することで、リスクを減らせます。より長く自分らしい生活を楽しむためにも、健康なときから予防に取り組んでみてください。

※この記事はMedical DOCにて<【専門家に聞く】“認知症”を予防するための生活習慣を教えて!>と題して公開した記事を再編集して配信しており、内容はその取材時のものです。

この記事の監修介護福祉士

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