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「超加工食品」とは?加工食品と超加工食品の違いも解説!【医師監修】

 公開日:2025/06/19

スナック菓子や加工肉などに含まれる超加工食品。摂り過ぎることで生活習慣病のリスクが高まるといわれています。本記事では、超加工食品とは何かについて紹介します。健康的な食習慣の第一歩に役立ててください。

日浦 悠斗

監修医師
日浦 悠斗(医師)

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福井大学医学部卒業。血清蛋白質と精神疾患の関係について研究をおこなう。日本精神科学会専門医。

1. 超加工食品とは何か?

1-1. 超加工食品の定義

「超加工食品(ultra-processed foods)」は、食品研究者のカルロス・モンテイロらによるNOVA分類において定義されたカテゴリの一つで、工業的に複数の工程を経て製造され、人間の台所では再現不可能な成分を含む食品のことを指します。
代表的な例としては以下のようなものがあります
・清涼飲料水(加糖ソーダ、エナジードリンク)

・スナック菓子、チョコレートバー

・加工肉(ソーセージ、ハム)

・冷凍食品(冷凍ピザ、即席麺)

・市販のケーキ、ビスケット、菓子パン

1-2. 加工と超加工の違い

加工食品(例:漬物、納豆、パン)と超加工食品の違いは、「何が加えられているか」と「その加工の目的」にあります。加工食品は保存性や味を高めるための自然な加工にとどまる一方、超加工食品は嗜好性・常習性を高めるために化学的な添加物や人工成分を使用する点が特徴です。

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