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「大腸がん」は男女合わせて年間どれくらいの人が罹患するの?【医師監修】

 公開日:2025/06/19

この記事では、統計データをもとに、大腸がんの現状と統計について解説します。

日浦 悠斗

監修医師
日浦 悠斗(医師)

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福井大学医学部卒業。血清蛋白質と精神疾患の関係について研究をおこなう。日本精神科学会専門医。

1. 大腸がんの現状と統計

1-1. 大腸がんは日本人に多いがんの代表格

厚生労働省や国立がん研究センターの統計によると、大腸がんは日本人のがん罹患数で上位を占めています。
2021年のデータでは、男女合わせて年間約15万人以上が新たに大腸がんと診断されました。
男性:胃がん・肺がんに次いで3位

女性:乳がんに次いで2位

高齢者に多く、60歳以上での発症が全体の7割以上を占めています。

1-2. 罹患率とは?

「罹患率」とは、一定期間内に新たにがんと診断された人の割合を指します。
人口10万人あたりで算出され、「年齢調整罹患率」として年齢構成の影響を除いて比較されます。
これにより都道府県ごとの「実質的ながんのなりやすさ」が見えるのです。

この記事の監修医師

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