支台築造とは

支台築造とは

支台築造とは、神経を失った歯を補強する、また根管治療後に感染経路を塞ぐ、という治療です。歯の欠損が大きい場合にはそのまま被せ物ができないため、支柱にとなって被せ物と残った歯をつなぐ役割を持つポスト・コアを設けるのが支台築造です。また、根管治療後にすぐに密閉させないと感染につながるため、なるべく早い段階での次第築造が望ましいです。

メリット

・大きく欠損した歯の構造を回復できる
・直接法の場合は1度の治療で完成する
・患者の状況に合ったコアを選択できる
・根管治療後の感染を防げる

デメリット/副作用

・残っている歯が少なくなると歯が割れてしまうリスクがある
・金属のポストだと白い被せ物をした時に金属色が目立つことがある
・間接法だと型取りが必要なため、2回以上の治療が必要

治療期間

直接法だと1回の治療でコアは完成します。間接法だと2回かかります。

費用相場

基本的には保険治療対応ですが、自由診療の場合もあります。
保険対応のコアは1500円程度ですが、自費のコアの場合は1本1～3万円程度の費用がかかります。

注意点

治療期間や費用は、治療内容などによって大きく異なる場合があります。