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口元の見た目が気になる方へ|セラミックや歯列矯正などお悩み別治療方法を紹介

 公開日:2024/12/28

お口の見た目で悩みや気になっていることはありませんか?

口元は、顔の印象を決める重要なパーツの一つです。

そのため、歯並びや歯の形、歯の色にお悩みや不安を持つ方は少なくありません。

本記事では、口元のお悩みに合わせた治療方法を紹介します。

口元の見た目が気になる方、審美治療を検討している方は参考にしてみてください。

川原 孝介

監修歯科医師
川原 孝介(川原歯科医院)

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朝日大学歯学部卒業
愛知学院大学総合診療科
岡田歯科医院勤務

口元の見た目が気になる方へ

口元の見た目が気になる方へ
通常の歯科治療では、むし歯や歯周病など機能性の治療が行われます。
一方、歯を白くしたり、歯の形や歯並びを整えるなど、審美的要素も両立させた歯科治療を審美治療といいます。
口元の見た目が気になる方にとって、審美治療健康な口元とコンプレックスを解消するための方法の一つです。
審美治療にもさまざまな方法があるため、お悩みに合わせてどの治療法を選択するか、しっかり検討することが大切です。

美しく白い歯を目指したいなら“セラミック治療”

美しく白い歯を目指したいならセラミック治療
むし歯治療を行った際、詰め物や被せ物が必要になりますが、見た目が気になる方もいるでしょう。そのようなときにおすすめの方法がセラミック治療です。
これまでは、保険診療内でできる金属やレジンを選択することが一般的でしたが、材料や技術の進化によりセラミック治療を選択しやすくなりました。

セラミック治療の特徴

セラミックとは、詰め物や被せ物に使われる素材の名称です。保険治療で適用される金属素材やレジンなどと比べると、天然の歯に近い色と透明感を持つことから自然な見た目で審美性が高いことが特徴です。
耐久性にも優れており、強い力のかかる奥の歯にも使用できます。金属ではないことから、生体親和性が高い特徴もあります。
一方でデメリットは、セラミックは保険適用外のため治療費が高額になる場合があることや、強い力が加わると破損することがあることなどが挙げられます。

セラミック治療の種類

セラミック治療で使用されるものには、以下のような種類があります。

オールセラミックは金属を一切使わず、すべてセラミックが使用された被せ物です。金属アレルギーの不安がなく、自然な歯に近い見た目で審美性が高い特徴があります。噛み合う歯を傷つけにくく、汚れにくく変色がないのもメリットです。
ただし、衝撃が加わると割れやすいデメリットもあります。
オールセラミックの費用相場は、1本あたり80,000〜180,000円(税込)程です。

メタルボンドは、内側に金属を使用し外側をセラミックで覆った被せ物です。金属の強度を保ちながら、審美性を維持することができます。
ただし、金属をセラミックで覆っているため、金属アレルギーを引き起こす可能性があります。
メタルボンドの費用相場は、1本あたり70,000〜90,000円(税込)程です。

ジルコニアセラミックは、酸化ジルコニウムという成分が主成分のセラミック材料です。高い強度と耐久性があるため、噛む力の強い奥歯などにも適しており、自然な歯に近い白さと透明感を持ちます。ただし硬い素材なので加工が難しく、形態や色調の微調整が難しいこともあります。
ジルコニアセラミックの費用相場は、1本あたり100,000~150,000円(税込)程度です。

それぞれにメリットやデメリット、適性があるため、治療の前にしっかりと歯科医師と相談をしましょう。

セラミック治療がおすすめの方

セラミック治療は、次のような方におすすめの治療方法です。

まず、歯を白くしたい方です。セラミックはその審美性の高さから、自然な歯に近い仕上がりが期待できます。保険治療のレジンなどに比べ、自然な見た目を目指せるでしょう。
ほかにも、セラミックは金属を使用していない素材であるため、金属アレルギーをお持ちの方、アレルギーに不安がある方におすすめの方法です。すでに金属アレルギーの診断を受けている方はもちろんのこと、不安がある方にもリスクを減らす方法といえます。
 

口ゴボ・出っ歯など歯並びの悪さが気になるなら“歯列矯正”

口ゴボ・出っ歯など歯並びの悪さが気になるなら歯列矯正
口ゴボや出っ歯など、歯並びの悪さで口元の見た目が気になる方には、歯並びを整え口元の見た目をよくする歯列矯正がおすすめです。
歯列矯正を行うことで、口元の見た目の改善だけでなく、歯並びがよくないことで起こり得る悪影響の改善も期待できます。

よくない歯並びの悪影響

歯並びがよくないことで、次のような影響が考えられます。

  • 磨き残しが多くなり、むし歯や歯周病、口臭が起きやすい
  • 食べ物をうまく咀嚼できず、胃腸など消化器の負担になる
  • 見た目のコンプレックスの原因になり、人前で笑顔になれない
  • 顎やお口周辺の筋肉に負担がかかる

歯並びをよくする歯列矯正によって、これらのお悩みの改善につながることが期待できます。

歯列矯正で治療できる歯並び

歯列矯正の対象になる歯並びには次のような状態が挙げられます。

  • 八重歯など歯が重なっている状態
  • 出っ歯、上顎や前歯が前に出ていてお口が閉じにくい状態
  • 受け口、下顎や前歯が上の前歯より前に出ている状態
  • 奥歯で噛んでも、前歯が噛み合わない状態
  • 下の前歯が上の前歯に隠れてしまう程噛み合わせが深い状態
  • 歯と歯の間に隙間がある状態
  • 先天異常により噛み合わせがよくない状態

骨格のずれが大きくなってしまった症例などでは 矯正治療単独では治療が難しい場合もあります。その場合は、外科手術と併用して歯列矯正を進めていくことになります。

歯列矯正の種類

歯列矯正には、さまざまな矯正装置があります。代表的なものは、ワイヤー矯正(ブラケット矯正)とマウスピース型矯正です。
ワイヤー矯正は、歯の表面にブラケットと呼ばれる装置をつけ、そのブラケットに細いワイヤーを通して力を加えることで、歯を動かして行きます。
矯正期間中はずっと装置をつけていることになるため、発音がしにくい、歯磨きがしづらいといったデメリットがありますが、対応できる症例が幅広いことがメリットです。ワイヤー矯正の一般的な費用は、600,000〜1,000,000円(税込)程になります。
マウスピース型矯正は、透明な樹脂製のマウスピースを使い歯並びを整える方法です。歯磨きや食事中などは取り外しができるため矯正期間中もお口を清潔に保ちやすい、見た目が気になりにくいなどの特徴があります。
ただし、歯並びの状態、症例によってはマウスピース型矯正が選択できなかったり、装着時間をしっかり守らなければ治療が思うように進まなかったりなどのデメリットもあります。マウスピース型矯正の一般的な費用は、800,000〜1,000,000円(税込)程です。

歯列矯正の治療期間

歯列矯正の治療法によって異なりますが、成人の場合1年から3年程度かかることが一般的です。矯正治療は顎の位置・大きさを調整したり、骨のなかにある歯を動かすため、ある程度の期間を要します。
また、矯正治療後に動かした歯がもとに戻ろうとする後戻りが発生するため、後戻りを予防するために治療後も保定装置を使用する必要があります。
成長期の子どもは顎の成長をコントロールしなければならないため、治療期間が長引くこともあります。

歯の黄ばみやたばこのヤニなどが気になるなら“ホワイトニング”

歯の黄ばみやたばこのヤニなどが気になるならホワイトニング
食事などの生活習慣、加齢により、歯は黄色く変色します。また、喫煙習慣がある方や過去に喫煙習慣があった方は、ヤニの付着がみられます。
そういった歯の黄ばみや変色が気になる方は、ホワイトニングを検討してみてはいかがでしょうか。

ホワイトニングの特徴

ホワイトニングは、専用の薬剤(ホワイトニング剤)を使って、歯を削ることなく歯を明るく、歯そのものを白くする方法です。
ホワイトニング剤には、過酸化水素など漂白成分が含まれています。方法によって、ホワイトニング剤の配合や期間、白くする効果、金額などが異なります。どれくらい白くしたいのか、どの方法なら継続できるのか、自分に合った方法を選択しましょう。

ホワイトニングとクリーニングの違い

ホワイトニングは歯の白さを取り戻すことで、審美性を改善する方法です。
一方でクリーニングは、お口の健康推進、疾病予防を目的とした方法です。歯の表面を専用の機器と研磨剤を使用して磨くことで、日頃の歯磨きでは落とせない歯石や汚れを落としながらお口を清潔に保ち、むし歯や歯周病になりにくい環境を作ります。
クリーニングでも歯本来の色に戻せる可能性がありますが、ホワイトニングではそれ以上の白さにすることが期待できます。クリーニングだけでは解消できない汚れや着色でお悩みの方は、ホワイトニングがおすすめです。

ホワイトニングの種類

ホワイトニングには大きく分けて3つの種類があり、それぞれに特徴があります。

  • オフィスホワイトニング
  • ホームホワイトニング
  • デュアルホワイトニング

オフィスホワイトニングは、歯科医院で歯科医師や歯科衛生士の管理のもとで行われるホワイトニングです。高濃度の過酸化水素を含む薬剤を使うため、短期間で効果が期待できます。ただし、一度のみでは再度着色する可能性があるうえ、高濃度の薬剤により歯がしみる可能性があります。オフィスホワイトニングの費用相場は、1回5,000〜50,000円(税込)程です。

ホームホワイトニングは、低濃度の過酸化水素を含む薬剤を使用し、自宅でご自身でできるホワイトニングです。歯並びによってはうまく漂白できない場合がある、オフィスホワイトニングよりも効果が出るまでに時間がかかるなどのデメリットがあります。ホームホワイトニングの費用相場は、1ヶ月10,000〜40,000円(税込)程です。

デュアルホワイトニングは、オフィスホワイトニングとホームホワイトニングの両方を組み合わせた方法です。両者のメリットを活かし、デメリットを補うことで効率的にホワイトニングを進めることが期待できます。デュアルホワイトニングの一般的な費用は、50,000〜100,000円(税込)程です。

口元の見た目が気になるなら川原歯科医院にご相談を

川原歯科医院
口元の見た目にお悩みの方は、愛知県豊田市にある川原歯科医院に相談してみてはいかがでしょうか。

川原歯科医院は審美面と機能面の両方にこだわった質の高い治療を提供することをモットーとしています。

また、患者さんとのコミュニケーションをとても大事にしているので、初めて審美治療を受ける方も歯科治療に不安がある方も、安心感を持って治療を受けることができるでしょう。

審美面と機能面にこだわった審美治療

川原歯科医院では、口元の美しさは健康的にストレスのない日常を送るうえでとても大切なことと考えています。

そのため、審美面と機能面の両方にこだわった治療を提供されています。

一般的に審美治療は保険適用外となることから、詰め物の素材や治療法などさまざまな方法を提案し、患者さんにご満足いただけるアプローチを採用しているそうです。

患者さんの希望に沿った治療で、満足感を味わっていただけるよう努められています。

コミュニケーションを重視しお悩みに寄り添った治療を提供

川原歯科医院では、患者さんとの信頼関係を大切にしています。

そのためにも初診での丁寧な説明、満足される治療につながるよう、治療法の説明もしっかりと行うよう心がけているそうです。

口元の悩みは人それぞれです。しっかりとコミュニケーションをとって、お悩みに寄り添った治療を提供してくれることは、患者さんにとって心強いポイントでしょう。

個室診療やバリアフリーを完備したファミリーで通える歯科医院

川原歯科医院
川原歯科医院は、患者さんの未来を考えた質が高く長期管理を考えた治療を提供しています。
「cure(治療)からcare(予防)へ」と、治療が必要な歯になる前の予防治療を大切にしているそうです。また、さまざまな歯のお悩みに対応できるように、審美治療矯正歯科のほか、一般歯科や歯周病治療、小児歯科など幅広い診療に対応しています。

院内は、診療室からパウダールームまでバリアフリーとなっていて、車椅子の方や、ベビーカーでお越しの患者さんも安心して利用できます。キッズスペースもあるので、小さいお子さん連れでも安心でしょう。
さらに、プライバシーに配慮した個室診療室もあります。ほかの患者さんを気にすることなくリラックスして診察や治療を受けたり、悩みごとや相談をしたりできるでしょう。

川原歯科医院は、院内のあらゆるところに患者さんを大切にする気遣いが感じられます。
小さなお子さんからご年配の方まで、ご家族で通える歯科医院です。

川原歯科医院の基本情報

アクセス・住所・診療時間・費用・治療期間・治療回数

名鉄三河線・名鉄豊田線 豊田市駅より車で9分
 渋谷町2丁目バス停より徒歩2分

愛知県豊田市美里2丁目3−12

診療時間
9:00~12:30
14:30~19:00

▲:14:30〜18:00

【費用(税込)】
 セラミック治療:70,000〜100,000円
 ホワイトニング
  ・オフィスホワイトニング:33,000円
  ・ホームホワイトニング:33,000円
  ・デュアルホワイトニング:55,000円
 歯列矯正
  ・診断料:30,000円
  ・Ⅰ期治療:440,000円
  ・Ⅱ期治療:770,000円
  ・マウスピース型矯正:880,000円
【治療期間】
 セラミック治療:1〜2ヶ月程
 ホワイトニング:1〜3ヶ月程
 歯列矯正
  ・金属ブラケット:1~2年
  ・マウスピース型:2~3年
【治療回数】
 セラミック治療:1〜5回
 ホワイトニング:1〜3回
 歯列矯正:24〜36回

この記事の監修歯科医師