1. Medical DOCTOP
  2. 子どもの矯正ってどんなもの?小児矯正のメリットデメリット

子どもの矯正ってどんなもの?小児矯正のメリットデメリット

「歯並びの悪さ」が欧米ではマイナスイメージになってしまうという話をご存じでしょうか?
歯科先進国である欧米には、「歯列矯正するのが当たり前」という風潮があるのです。
そのため多くの家庭では、子どもの永久歯が生える頃に歯列矯正を行うかどうかを判断しています。
そこで子どもの歯並びが「矯正不要なほど美しい歯並び」ではないと判断すると、歯列矯正治療を開始することになります。健康のためだけの矯正ではなく、健康も含む美しさを追及した矯正なのです。
このようにキレイな歯並びを重要視する欧米各国。
大人になって治療を開始する方もいますが、子どもの頃から始めている方も増加しています。
しかし、歯列矯正治療は『費用が高額』『治療期間が長い』『矯正装置をつけるのが大変』などのネガティブなイメージが付きものであると言えるでしょう。
このように苦労も多そうな矯正治療を小さな子どもの頃から始める事にはどのようなメリットがあるのでしょうか?
そこで今回は、子どもの頃から始める矯正治療のメリットやデメリットなど、小児矯正について気になるポイントについてMedical DOC編集部がお届けします。
この記事の監修ドクター:
多保 学 歯科医師(医療法人社団幸誠会 たぼ歯科医院 院長)


 

あごの成長に関するメリット

矯正装置をつけたりケアをしたりと、小さなお子さんにとっては大変なことが多そうな矯正治療ですが、早くから治療開始されている方もたくさんいらっしゃいます。早期に始めることにはどのようなメリットがあるのでしょうか?
調べてみると、身体が成長途中のお子さんのあごの成長について矯正をおこなうメリットがいくつかあるようです。
ここでは以下に、小児矯正におけるあごの成長に関するメリットについて説明していきます。

 

抜歯をせずに矯正できる可能性が高くなる

小さい頃から矯正をおこなうことで、あごを広げたりあごの成長を正しく促すことが出来ます。
成人後に矯正治療を始めた場合には2~4本の永久歯を抜歯しなければならないようなケースでも、小児矯正から開始していれば抜歯をしないでもキレイな歯並びに矯正できる可能性が高くなることがわかっています。また口腔筋機能療法(MFT)という舌・口唇・顔面といった口腔周囲筋を鍛える訓練を行うことで、口腔周囲筋が原因で生じる上顎前突(いわゆる出っ歯)や反対咬合(受け口)の改善や、舌突出癖といった悪習癖を取り除くことができます。これにより矯正器具が不要な治療が可能となったり、また顔の表情が作りやすくなることで笑顔が明るくなるといった変化がみられます。

 

歯やあごへの負担を軽くすることができる

早い時期に歯並び・噛み合わせを改善することで、生え変わり時期の悪い噛み合わせが原因となる歯の極端なすり減りやあごへの過剰な負担を軽くすることができます。
悪い噛み合わせによるあごへの過剰な負担は、顎関節症を引き起こすこともあります。早期に歯並び・噛み合わせを改善することは、この顎関節症が起きる可能性を低くすることにもつながるでしょう。

 

あごの成長バランスを整えることができる

正しい発育を妨げるような歯並び・噛み合わせを改善することで、あごの成長バランスを整えることができます。
あごの成長期に噛み合わせが悪い状態を放置しておくと、あごが変形してしまい外科手術を行わなければならない場合があります。
しかし、小児矯正治療によって噛み合わせが改善されている場合ではあごの変形も防げるため外科手術をするような状況になる可能性が低くなります。

 

仕上がりが良くなる

矯正による歯の移動だけではなく成長を見ながらあごのバランスも調整するため、骨格のバランスが良くなり横顔・噛み合わせなどがより良く仕上がります。

 

身体の健康に関するメリット

矯正治療はお口の中におこなうものですが、お口だけでなく身体全体の健康についても矯正をおこなうメリットがいくつかあるようです。
ここでは以下に、小児矯正における口腔内や身体全体の健康に関するメリットについて説明していきます。

 

虫歯・歯周病の予防ができる

歯並びがキレイになるとブラッシングしやすいので清潔な状態が保たれ、虫歯・歯周病のリスクを減らすことができます。
また、矯正治療中は装置の調整などで歯科医院に定期的に通うため、その度に口腔内を歯科医師にチェックしてもらえるので虫歯・歯周病を予防することができます。

 

健康な身体の成長を促す

噛み合わせが改善されて食事もしっかり噛めるようになる事で、消化もよくなり胃腸への負担が減り健康な身体への成長を促すことになります。
また、悪い歯並びを放置しておくと骨格がずれてしまい、頭痛・腰痛・自律神経失調症を引き起こしてしまうこともあります。小児矯正による歯並び・噛み合わせの改善は、このような症状が起きてしまうリスクの軽減に役立つでしょう。

 

笑顔や発声に自信がもてる

歯並びが悪いために思いっきり笑ったり、大きく口を開けて発言したりすることに躊躇してしまうお子さんもいらっしゃることでしょう。
キレイな歯並びによって笑顔や発音に自信を持つことは、いきいきと毎日を過ごすことへとつながります。
キレイな歯並びは心の健康にもつながっていると言えるのではないでしょうか。

 

そのほかのメリット

小児矯正にはお子さんのあごの成長や身体全体の健康へのメリットがあることがわかりましたが、成人後に矯正治療を開始したときと比べてほかにもメリットがあるようです。
ここでは以下に治療期間や費用に関するメリットについて説明していきます。

 

成人後に矯正治療した場合の治療期間が短くてすむ

もし成人後に矯正治療が必要になった場合でも、小児矯正であらかじめ歯並びが改善されているため、治療期間が短くてすみます。

 

比較的安価である

成人後の矯正治療とくらべて、小児矯正の費用は安くなります。

 

小児矯正のデメリット

小児矯正にはたくさんのメリットがあることがわかりましたが、デメリットとしてはどのようなものが挙げられるのでしょうか?
ここでは以下に、小児矯正のデメリットについて説明していきます。

 

矯正期間が長くなる

あごの成長が終わる15歳前後まで経過を観察しなければならないので矯正期間が長くなることがあります。

 

一時的に見た目が悪くなる

あごの成長に伴って矯正していくため、矯正装置が見えたり一時的に歯並びが悪くなったりと見た目が悪くなることもあります。

 

再度矯正が必要なこともある

大人になってから再度矯正治療が必要になる場合もあります。
特に『受け口(上あごの歯と下あごの歯が逆に噛んでしまっている状態)』の場合は、大人になってから外科矯正が必要になるケースが多いそうです。

 

本人の意志が大切

患者さん本人が取り外しのできる矯正装置をつかうケースが多いため、本人の意志が非常に大切になってきます。

 

虫歯になりやすい

矯正中は装置によってブラッシングがしづらくなるため、虫歯になりやすくなってしまいます。

 

小児矯正でキレイな歯並びを手に入れて心も身体も健康に!

いかがでしたでしょうか。
小児矯正にはいろいろなメリットがあることがおわかりいただけたかと思います。早いうちに矯正による歯並び・噛み合わせの改善をした方が良いということもご理解いただけたのではないでしょうか。
お子さんだけではなく親御さんの協力も大切になってくる小児矯正。治療をお願いする歯科医院のサポートも重要です。親身になってサポートしてくれる歯科医師・スタッフがいる歯科医院なら治療期間が長くなってしまいがちな矯正治療においても安心して通いつづけることができるのではないでしょうか。
お子さんの歯並びで気になることがある親御さんは、まずは信頼できる歯科医院にご相談してみてください。
キレイな歯並びを手に入れることで、大切なお子さんのこれからの未来もより明るいものとなることでしょう。

多保 学 歯科医師 医療法人社団幸誠会 たぼ歯科医院 院長監修ドクターのコメント
欧米では矯正治療をすることは当たり前となっており、日本人が歯並びが悪いのになぜ矯正をしないのか疑問に思うそうです。大人になってからでは手術をしなければ治らない骨格的な異常も、子どもの時期に矯正治療を始めることで適切な顎の成長・歯の萌出を促し、手術を受ける必要がなくなることもあります。また歯列不正を早期に発見・診断することで矯正器具を使用せずにお口周りの筋肉を鍛えることで改善可能な場合もあります。
当院は浦和駅徒歩1分の立地、土日も対応致しますので、お子様の歯並びについてご不明な点があれば、一度ご相談に足を運んでみてください。
 
監修ドクター:多保 学 歯科医師 医療法人社団幸誠会 たぼ歯科医院 院長



 

小児矯正でおすすめの歯医者さん 関東編


 

たぼ歯科医院

出典:http://www.tabo-shika.com/

電話番号 048-711-8241
住所 埼玉県さいたま市浦和区東仲町11-5 ガーデンビル1階
アクセス JR京浜東北線 浦和駅 東口 徒歩1分
診療時間 【平日】9:00~12:00/14:00~19:00
【土・日】9:00~12:00/13:00~18:00
休診日 祝日
URL http://www.tabo-shika.com/


 

この記事の監修ドクター

© 身近でやさしい医療メディア Medical DOC.