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歯列矯正でほうれい線ができる?消える?噂を徹底調査

歯列矯正についてネットで調べていると「歯列矯正でほうれい線ができる?」という言葉を目にしたことはありませんか?調べてみると、歯列矯正でほうれい線ができたという人もいれば、逆にほうれい線が消えたという人もいます。

そこで、歯列矯正で本当にほうれい線ができるのかどうかを徹底調査しました。歯列矯正とほうれい線の関係を整理して、ほうれい線ができた例や消えた例を確認しながら調査結果を説明します。

また、ほうれい線が気になるひとのために、ほうれい線のケアもご紹介!歯列矯正とほうれい線の関係について、Medical DOC編集部がお届けします。

この記事の監修歯科医師
上里 聡 (こうざと矯正歯科クリニック 院長)


 

歯列矯正とほうれい線の関係を整理

歯列矯正をすることによって、口周りのラインは確かに変化します。その具合によってはほうれい線ができることもあるのではないか、と気になりますよね。本当に歯列矯正とほうれい線には関係があるのかどうかについて実際にインターネットを調べてみました。


 

歯列矯正でほうれい線ができたという人もいる

調査を始めてみると、確かに写真付きで悩み相談をしている方の投稿がありました。ただ、その投稿内で、「同じように歯科矯正をしている人たちはほうれい線ができていない」という発言もあり、歯科矯正をするからといって、必ずしもほうれい線ができる、というわけではない様子です。

歯医者さんのサイトも回ってみましたが、歯列矯正とほうれい線については、あまり関連性がないのではないか、という意見が多く見られました。


 

抜歯を伴う歯列矯正や下顎を後退させるとほうれい線ができる?

さらに、抜歯を伴う歯列矯正や、下顎を後退させる治療をするとほうれい線ができる場合がある、という話をされている歯医者さんの意見もいくつかありました。抜歯をしてから歯を抜くことによって口元が内側に後退するため、ほうれい線が目立つようになる、ということです。

ただ、さらに調べていくと、抜歯を伴う歯列矯正をしたからといって、必ずしもほうれい線ができるわけではない、という具体例が見つかりました。詳しくは次で説明しましょう。


 

基本的に歯列矯正ではできないほうれい線

基本的には、歯列矯正をしても歯が移動する量に対して皮膚への影響は少ないため、ほうれい線ができることはあまりない、と言われています。実際に、具体的な写真を掲載した例がありましたのでご紹介します。


 

抜歯した歯科矯正をしてもほうれい線ができない例

ある矯正歯科のサイトで、80代女性が抜歯を伴う歯科矯正をする前とした後の症例写真が掲載されていました。この症例では、出っ張っていた口元が歯科矯正によって奥に引っ込んでいますが、ほうれい線は出ていません。

抜歯による矯正で口元が奥に後退したからといっても、ほうれい線が出るとは限らないという例として目で見てはっきり分かる貴重な例といえるのではないでしょうか。

このサイトには、他にも歯科矯正の例が掲載されていますが、どの写真を見ても歯科矯正の前と後でほうれい線がはっきりするようになったという例は見られません。


 

歯列矯正でほうれい線が目立たなくなる場合も

歯科矯正でほうれい線が目立たなくなる場合もあります。歯並びが悪いと、笑顔に自信がなくなってあまり笑わなくなり、表情筋が弱まっている人は、ほうれい線ができやすい人です。そのような人が歯列矯正によって笑顔に対する自信を取り戻すことで、表情筋が鍛えられ、ほうれい線が目立たなくなる場合もあり得ます。

結局のところ、歯列矯正とほうれい線の関係はあいまいで、歯列矯正をしたからといって必ずほうれい線ができるわけではありません。ほうれい線ができるかもしれない、という理由で歯列矯正を諦めるのも問題です。

歯列矯正をして、万が一ほうれい線が目立つようになってきた場合は、ほうれい線をケアする方向で考えてみてはいかがでしょうか。


 

ほうれい線のできる原因とケア方法

ここからは、ほうれい線のできる原因とケア方法について紹介します。ほうれい線が気になる方は、ぜひ参考にしてくださいね。


 

ほうれい線のできる原因

ほうれい線とは、鼻の横から口元に伸びる線です。若いころはあまり目立ちませんが、年を取るとどんどん目立つようになります。加齢によって皮膚に含まれるコラーゲンやエラスチンが減少して、肌の弾力やハリが失われることが原因のひとつです。

さらに、表情筋を動かさないでいると皮膚の表面が硬くなってさらにほうれい線を目立たせます。その上頬の皮下脂肪が下がってきて、いわゆる「ブルドッグ顔」が完成するのです。


 

ほうれい線のケア方法

ほうれい線のできる原因が分かったら、その原因をひとつひとつケアして、ほうれい線を目立たなくしていきましょう。ほうれい線のケアとしては以下のものが挙げられます。

・表情筋を鍛えるエクササイズを行う
・顔の筋肉をほぐすマッサージ方法
・温水と冷水を用意して交互に顔全体を浸すことで顔の凝りをほぐす
・ヒアルロン酸を注入する

顔の筋肉をほぐすマッサージ方法は、家庭でも簡単にできますので詳しくご紹介します。


 

顔の筋肉をほぐすマッサージ方法

顔の筋肉をほぐすマッサージ方法をご紹介します。お風呂上がりが特に効果的ですよ。

・こめかみの横にある筋肉をほぐす:手の平をこめかみあたりに当てぐるぐると回すようにほぐす
・頬の横をほぐす:奥歯をかみしめて盛り上がる部分に三本の指(人差し指・中指・薬指)をそろえて押し当て、ゆっくりと回してほぐす
・口の横(エラ)の部分をほぐす:エラの部分をつまんでもみほぐす
・顎の部分をほぐす:人差し指と親指で顎のラインをもみほぐす
・顔全体をほぐす:頬全体に手の平を当ててゆっくり回してほぐし、最後に顎のラインから上に向かってこめかみまでを順番にマッサージして、こめかみから頭の方にぐっと押し上げて終わる


 

ほうれい線が気になるならケアがおすすめ

歯列矯正とほうれい線の関係性について、インターネットで徹底調査しました。その結果をもう一度まとめます。

・基本的には歯列矯正をしたからといってほうれい線ができるわけではない
・歯列矯正後にできる口元のラインによってはほうれい線が出る場合もあるかもしれない
・歯列矯正とほうれい線は結び付けて考えずに、ほうれい線が出てきたらケアをすることを推奨

ほうれい線が気になるからと言って、歯列矯正をしないわけにはいきませんよね。それに、歯列矯正をしたからと言って必ずほうれい線ができるわけではありません。抜歯による歯列矯正をするとほうれい線ができると言われていますが、実際には抜歯による歯列矯正をしてもほうれい線が出ていない症例もありました。

歯列矯正とほうれい線を結び付けて考えることはやめて、もしほうれい線が出てきたらケアをする、という対応をおすすめします。

上里 聡 歯科医師 こうざと矯正歯科クリニック 院長監修ドクターのコメント
今回、矯正歯科治療とほうれい線の関係についての情報です。この記事については、一般情報を元にしておりますが、詳細に検討されております。実際因果関係は低いと言えるでしょう。最も大事なことは、クリニックでしっかりとしたデータを採り、しっかり納得のできる説明をしてくれることが重要です。矯正治療で抜歯を行うことは悪い治療ではなく、ごく一般的な治療で確実な治療となります。しかし満足のできる治療結果を得るためにはしっかりとした根拠の説明とシミュレーションがあればより具体的にイメージすることができます。矯正治療はもちろん美しくなることができますが、それ以上に健康になることが最もあなたにとって重要なことになります。この記事を参考にあなたの明るい人生と健康、そして素晴らしい笑顔のために矯正治療を前向きに考えてもらえればと思います。
 
監修ドクター:上里 聡 歯科医師 こうざと矯正歯科クリニック 院長




 

この記事の監修ドクター

上里 聡 歯科医師 こうざと矯正歯科クリニック 院長

出典:http://www.kouzatokyousei.com/
上里 聡 歯科医師
こうざと矯正歯科クリニック 院長


 

PROFILE

愛知学院大学歯学部歯学科卒業。愛知学院大学大学院歯学研究科を修了し歯学博士号を取得。その後も愛知学院大学の非常勤講師を勤める。2009年にはこうざと矯正歯科クリニック院長就任。2012年には医療法人社団ゆずか理事長就任。「キレイは歯から。アンチエイジンングは歯ならびから」をコンセプトに、かみ合わせを主体とした矯正治療へ力を入れている。日本矯正歯科学会認定医、日本顎関節学会認定医、日本成人矯正歯科学会認定医、日本顎咬合学会認定医。ほか、学会講演・著書論文など多数。


 

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こうざと矯正歯科クリニック

出典:http://www.kouzatokyousei.com/

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