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【NEWS】高齢者のサプリメント関連支出は30歳未満の約9倍(医師コメント4件)

総務省統計局は、2018年の家計調査結果を、「家計簿からみたファミリーライフ」としてWebに発表した。その「第4章 年齢階級別に見た暮らしの特徴」によると、フィットネスクラブなどのスポーツ施設使用料は60歳代世帯の支出が最も多く、30歳未満世帯の約9倍に上った。70歳以上世帯になると、代わってサプリメントや青汁などの「健康保持用摂取品」への支出が顕著で、同じく30歳未満世帯の約9倍となった。60歳代と70歳以上の間に、運動機能の分かれ目が生じた形だ。
一方の30歳未満世帯は住居費が、30歳代世帯は住居費に加え幼児関連費への支出割合が多い。40・50歳代世帯となると、教育関連費が家計を圧迫する。いずれも、自身の健康まで手が回らない様子もうかがえる。
総務省の家計調査は、協力先の世帯から募った家計簿を集計したもので、1946年以来、欠かさず続けられ、月ごとに発表されている。今回の「家計簿からみたファミリーライフ」は、その中から暮らしに身近な話題を選び、図解したもの。都道県別に支出の多い食品などもまとめられている。

総務省統計局「家計簿からみたファミリーライフ」
https://www.stat.go.jp/data/kakei/family3/index.html

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医師のコメント

  • 眞鍋 憲正(整形外科医・スポーツ医学医)

近年の健康意識の高まりによって、高齢者の疾患治療・予防のための行動にはすさまじいものを感じます。皆さんやはり健康で長生きがしたのでしょうね。ただ、なかには詐欺まがいの情報や商品も多々あるので十分気をつけていただきたいです。

サプリメントを摂取するということは自分の健康を意識しているという現れです。そのような方は、サプリメントだけでなく、生活習慣の改善や、積極的に運動をするなど、健康に良い習慣が身につきやすいと思います。サプリメント摂取自体で、どこまで病気の予防につながるかはエビデンスが不十分かもしれませんが、総合的にみて健康にプラスに働くのではと思われます。

  • 武井 智昭(小児科医・内科医)

賃金格差などが、健康格差にも影響を及ぼしているという先行発表があることが確認されました。やはり、サプリメントや健康増進の目的のための運動などの料金設定を年齢ごとに変更して促進するなどの対策が必要に思われます。

  • 山口 征大(総合診療内科医)

サプリメントの利用の前に、まずは日常の食事内容へ栄養を野菜、果物、乳製品、魚など食品から取り入れるようにします。そのためには栄養バランスの良い食事を心がけ、食事内容や食生活事態を見直します。その上で、不足傾向のあるサプリメントを利用するなど、サプリメントは正しく利用することが大切です。

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