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メンテナンスで寿命延長!インプラントのメンテナンス

インプラントの治療はことのほか費用がかかります。

このため、いかに長くインプラントを持たせるかという発想が問われ、毎日の生活を充実させるためにも、適切なメンテナンス方法を身につける必要があるでしょう。

また、インプラントのメンテナンスには、通常の歯の場合と異なるコツもあるようです。

インプラントのメンテナンス方法について、Medical DOC編集部がお届けします。

この記事の監修ドクター:
瀬尾 徹 歯科医師 瀬尾デンタルクリニック 院長


 インプラントと普通の歯の違い


天然の歯は自分でキレイになる

天然の歯とインプラントの歯、その一番の違いは、材質や見た目ではなく「自浄作用の有無」にあります。

自浄作用というのは、体が自然に自らお掃除する働きのことで、唾液が歯の汚れをキレイに洗い流し、口内を清潔に保っています。

奥歯の頬側には、耳下腺という器官があり、この穴から唾液が分泌されることで、上顎の奥歯の部分をキレイにしています。

下顎の唾液は舌の下側から出てきます。

下の前歯の根元に近い位置から分泌されていて、この部分の唾液は舌の動きと合わさって、お口の中をお掃除するのに役立っています。

このような自浄作用は、天然歯表面のエナメル質を再石灰化することや、食事をうまく食べて飲み込むことにも一役買い、人体に欠かせない非常に重要な働きといわれています。

顎に備わっている自浄作用は、歯の並びが理想的であればあるほど良く機能することがわかっていて、人口のクラウンやブリッジではうまく働かないことがあります。

このため、インプラント治療後のメンテナンスを行うときには、いくつか気をつけなければならないポイントが出てきてしまうのです。


インプラントをキレイにするのは自分自身

生まれつき持っている歯に働く自浄作用は、インプラント体にはうまく機能しません。

もちろんある程度は人工歯にも唾液による洗い流し効果が働くものの、材料の性質やインプラント体の構造が原因で、自浄作用を妨げる場合もあります。

このため、インプラント体は自分でお手入れしなければならないのです。

インプラント治療は、精密な検査のうえで施術するものの、どうしても隣接歯と手術で入れた歯の間に隙間ができてしまい、この部分に汚れが溜まってしまいます。

歯と人工歯の間の汚れには自浄作用が及びにくく、毎日しっかりと専用の道具を使うことが重要なのです。

インプラントの特徴をよく理解するとお手入れがしやすくなります。毎日のケアに役立てましょう。


インプラントをキレイに保つコツ

インプラントの人工歯を清潔にするコツは、毎食後しっかりと歯磨きをすることです。

この時のブラッシング方法は通常と同じでいいのですが、全ての歯をきれいに磨き終わった後、人工歯の部分を再度念入りに磨いておくと万全です。

特に隣接している歯や周囲の歯ぐきとの境目はかなり入念に磨き、炎症などのトラブルを起こさないよう注意しておくといいでしょう。

歯ブラシで磨き終わった後は、デンタルフロスで仕上げていきます。

デンタルフロスを使う時には、隣接歯との間やインプラント体周囲の歯茎の間までしっかり通すと、インプラント体を長持ちさせることができます。

汚れを落とすのは手間に感じるかもしれませんが、インプラント体を長持ちさせるためには必要なことです。

このように自分でお口をきれいにしても、まだこびりついた汚れが落とせないことがあります。

こうした場合は、定期的に歯科医院で定期的にクリーニングをしてもらうといいかもしれません。

歯科医院では超音波を使ってインプラント体の周囲を洗浄したり、電動のブラシで磨いたりできるので、月に一回は通院をおすすめします。


 インプラント専門の道具


インプラント専門の道具でキレイな歯

インプラント体を長持ちさせるためにも、専門のお手入れ道具を使って、きれいに汚れを落としましょう。

インプラント治療が一般化するにつれて、便利な道具が開発されてきています。

歯ブラシ以外の道具を導入するだけで、毎日のお手入れが容易になるので、インプラント体を長持ちさせたいと考えている方は一度、道具を見直してみるといいかもしれません。

道具選びをしっかりとしておくと、お掃除を負担なく続けることができます。お口の汚れをきれいに落とすには毎日の継続が非常に重要です。

どのような道具を選べば良いのか迷うかもしれませんが、歯科医院へ相談すると、自分にとって最適な道具を選んでもらうことができます。

通常の歯ブラシ以外に電動歯ブラシと組み合わせて使うこともできるので、人工歯のお掃除にお困りの方は、一度道具選びから相談してみるようにしましょう。


インプラント専用のデンタルフロスと歯ブラシの魅力

インプラントに特化したデンタルフロスと歯ブラシは汚れを落とすのに最適な道具です。

人工歯周囲の細かい溝へ入り込めるように形が整えられているだけでなく、デンタルフロスの細い糸から細かい毛がたくさん生えているので、汚れを巻き取ってきれいにすることができます。

専用の歯ブラシは毛先が細かく、隙間へ届くように設計されていて、人工歯と歯ぐきや歯の隙間に毛先が入り込むので、普通の歯ブラシよりも使いやすくなっています。

専用の歯ブラシやデンタルフロスはドラッグストアだけでなく歯科医院で購入することもできるので、歯医者さんに相談してみるといいかもしれません。


 インプラントの清潔さを保つことが寿命の鍵

インプラント治療跡の清潔さを保つのは非常に重要なことで、実は周囲の汚れをきれいにしておくだけで、かなり寿命を延ばすことができます。

インプラント体周囲の炎症はやがて骨に悪影響を与え、インプラント体の寿命を短くしてしまう原因になってしまいます。

歯茎や周辺の炎症が長く続くと歯周病などの厄介な問題を抱えてしまう原因にもなり得ます。

歯ブラシやデンタルフロスを適切に使うことで、ある程度の汚れは落とすことができます。

加えて、定期的に歯科医院へ通ってクリーニングをしてもらうのもよいでしょう。

インプラントは自然にかむことができ、長く使うのに適している治療法です。

末永くインプラント治療の効果を保っていけるよう、毎日のお手入れの方法を身につけましょう。

瀬尾 徹 歯科医師 瀬尾デンタルクリニック 院長監修ドクターのコメント

インプラント治療にはチタンや人工の歯を用いるため、虫歯はならないから術後のケアが不要と思われるかもしれません。
しかし、それは大きな間違いです。
お手入れを怠ること、ほかの健康な歯がむし歯や歯周病にかかり、口腔内環境を崩壊させていく悪循環でしょう。
また、インプラント体を植えた顎の骨が歯周病になると、インプラント体そのものを支えられなくなってきます。
したがって、残っている歯も含めた口内環境全体を末永く維持していくために、丁寧なメンテナンスを行ってください。
そして、定期健診で、不十分な部分のお掃除や院内でしか行えないクリーニングをしていきましょう。

 

監修ドクター:瀬尾 徹 歯科医師 瀬尾デンタルクリニック 院長



 この記事の監修ドクター

瀬尾 徹 歯科医師 瀬尾デンタルクリニック 院長

出典:http://www.seo-dc.com/
瀬尾 徹 歯科医師
瀬尾デンタルクリニック 院長


PROFILE

広島県出身、鶴見大学歯学部卒業。
神奈川県と埼玉県の歯科医院勤務を経た後の2000年、横浜市関内の地に瀬尾デンタルクリニック開院。2010年には医療法人社団愛聖会を設立。
その特徴は、理想的な口腔内の在り方をめざしてさまざまな治療を一つ一つ行っていくフルマウス治療と、一人の医師が責任をもって全体を管理するコンダクター方式。
「患者様の口を守る最後の砦でありたい」を旨に、オールマイティな歯科治療を20年以上続けている。日本歯科審美学会、日本口腔インプラント学会各会所属。


 インプラント治療でおすすめの歯医者さん 関東編


瀬尾デンタルクリニック

出典:http://www.seo-dc.com/

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