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身体への負担は最小限!反対咬合の悩みは「重心矯正 」が無理なく解消【医療法人 泉美会 大塚駅前歯科】

医療法人 泉美会 大塚駅前歯科
医療法人 泉美会 大塚駅前歯科

反対咬合とはいわゆる「うけ口」のこと。下の歯が上の歯よりも前方に突き出ている症例だ。咬み合わせが悪いために、咀嚼能力の低下や、顎関節症の原因となったり、さらには発音の障害や、顔のしゃくれによる心理的なコンプレックスに結び付いたりするなど、デメリットは多い。治療法は主に「骨切り」に代表される外科的アプローチとされてきたが、「大塚駅前歯科」では、骨切りなし、抜歯なしの侵襲度の極めて低い矯正を行なっている。独自の「重心矯正」によって、多くの症例を改善に導いた同院の堀逸朗先生にお話をうかがった。

Doctor’s Profile
堀 逸朗
大塚駅前歯科院長 医学博士

日本歯科大学卒業(1989年)、勤務医を経たのち1995年に大塚駅前歯科を開院。切開しないインプラント、抜かない矯正治療など、一貫して患者への身体的侵襲が少ない治療にこだわっている。近年ではその評判が海外にも広がり、カナダ、オーストラリア、アメリカ、ヨーロッパ、東南アジア諸国など世界各国から訪れる患者も多い。著書に「顔が変われば人生が変わる!! 重心矯正歯科医のあくなき挑戦」ほか。
所属団体は、日本矯正歯科学会、日本歯周病学会、統合医療学会。

そもそも「反対咬合」って、どんなもの?

「反対咬合」の特徴やデメリットについて教えてください。

「反対咬合(うけ口)」は、その名の通り、下の前歯が上の前歯よりも前方に出ている状態をいいます。上の前歯が下の前歯よりも1mmから2mm程度前に出ている状態が正常なので、咬み合わせが逆になっていることから「反対咬合」と呼ばれています。さまざまなデメリットがありますが、見た目の問題は患者さんにとって大変大きな心理的負担になります。人前に出られない、対人関係に悩むといった方も多いことから、できるだけ早期に治療するのが望ましいといえるでしょう。

そもそも「反対咬合」って、どんなもの?

なるほど。咬み合わせが悪いことによる身体的弊害についてはどうでしょうか?

前歯の問題だけでなく、口腔内の歯すべてに悪い影響を与えます。奥歯の咬み合わせも悪くなるので、「虫歯になりやすい」「歯周病の原因になる」など、放っておいていいことはありませんね。また「反対咬合」では、顎がずれているために重心もずれて、結果、全身のバランスを崩すといったことも挙げられます。

上の前歯が下の前歯よりも出てしまっている、いわゆる出っ歯の状態と、「反対咬合」では、どちらが多いのでしょうか?

肌感覚としては、出っ歯の方がわずかに多いと思います。ただ「反対咬合」は東洋人に多いといわれていますね。見た目のコンプレックスについては「反対咬合」のほうが深刻なケースが多く、悩んでいる方もそれだけ多いとは感じています。東洋系の人に多い理由としては、骨格的な問題、食べ物の問題などいろいろ考えられますが、明確な原因は明らかにされてはいません。

「反対咬合」は先天性と後天性、どちらのケースが多いのでしょうか?

ほとんどが後天性だといえます。ただし、この点について実は学術的なエビデンスが確立しているわけではないのです。もし、ある患者さんの症例が先天性か後天性かを見極めるなら、DNA判定まで踏み込んだアプローチをしなくてはなりません。そのため、あくまでも統計的根拠として、「多くの反対咬合は後天性であるだろう」と言っているにすぎません。

そもそも「反対咬合」って、どんなもの?

「反対咬合」に悩む人が多いこと、同時に悩んではいても治療に踏み切れない人が多いということはわかりましたが、それはなぜなのでしょうか?

やはり、「反対咬合の治療」イコール「骨切り手術」という認識が浸透してしまっているからだと思います。実際ほとんどの歯科医院で、反対咬合に対しては外科的アプローチを推奨されるでしょうし、臨床データもそれなりにあるのは事実です。
しかし、患者さんへの負担、身体的侵襲を考えれば、課題が少なくない治療法であるのは間違いありません。患者さんの立場を考えれば、体にメスを入れるのは抵抗があるという気持ちは当然ですよね。もし体への負担が少なくて、しかも治療効果がしっかりと得られる方法があるのであれば、そちらを選択したいと考えるのは自然なことでしょう。

もし、「反対咬合」を放置していたらどうなりますか?

程度によりますが、もし軽度であれば、日常生活に支障をきたさないケースもあるかもしれません。しかし、長いスパンで見れば、歯周病や虫歯のリスクは無視できませんし、何よりも「体の全体バランスがずれている」という状態をそのままにしていてよいはずはありません。知らず知らずのうちに体への負担が増していることが考えられますし、それを自覚せずに生活してしまうことこそが大きなリスクだといえるでしょう。

切らない、抜かない、体への負担を最小限にした矯正治療

切らない、抜かない、体への負担を最小限にした矯正治療

「反対咬合」に対する治療のアプローチには、どのようなものがありますか?

代表的なものは「骨切り手術」でしょう。ただし、これは患者さんへの身体的負担が大きく、敬遠される方が多いのが実情です。うけ口に悩んでいても、「大掛かりな外科的治療」をしなくてはならないのなら現状で我慢する、という人も多いのです。このような実情に対して、私が取り組んだのが「切らない、そして抜かない矯正」。そして私が構築した独自の矯正治療が「重心矯正」というわけです。

先生が掲げておられる「重心矯正」のコンセプトについて教えて下さい。

私は、歯科医になったときから、矯正について真剣に取り組んでいきたいと思っていました。そこで歯科領域の研究にとどまらず、カイロプラクティック分野など、身体的構造をつかさどるあらゆる面を追求してきました。
そこで明確になったのが、「体の重心は第2頚椎であり、重心を司る働きを持つのは下の顎である」という点でした。つまり、下顎がずれている人はすでに重心がずれているということなのです。

頚椎のずれが「反対咬合」の原因なのか、それとも「反対咬合」が頚椎のずれを作ってしまうのか? これはどちらなのでしょう?

人間は、生まれたときは全員が多少の出っ歯の状態です。ですから、どちらかといわれれば、「頚椎のずれによって咬み合わせが悪化する」という考え方の方が理屈に合っているような感覚はありますね。

「重心矯正」では、いわゆる「戻り」はあるのでしょうか?

後戻りがないとはいい切れません、どんな矯正治療でも後戻りのリスクはあります。しかし、その率は非常に低いといえます。事実、私のところでは、何千人のうち数人を数えるだけですね。

ドクターとして「重心矯正」を行なう際に、留意しているポイントはどんなことでしょうか?

基本的には「重心矯正」では、親知らずは抜くのですが、それ以外の抜歯は行ないません。第1小臼歯を抜いたり、前後の歯を外科的に動かして治療をします。親知らずは矯正が終わってから抜くことになります。しかし「重心矯正」では、親知らずは最初に抜いてしまいます。
その理由は、親知らずが歯並びを悪くする原因の一つになっているからです。言い換えると、矯正器具を使った治療効果を最大限に発揮できる口内環境を作ってから、実際の矯正を行うという意味合いになります。

実際に先生のところにこられる患者さんは、どんな方が多いのですか?

もちろん、「反対咬合」に悩んでいるけれど外科的治療には抵抗があるという方は、よくいらっしゃいます。また近年では、海外からの患者さんも増加していますね。中国、台湾などのアジア圏はもとより、アメリカやヨーロッパからの患者さんも増えています。ほとんどがクチコミによる方々ですが、「重心矯正」による「反対咬合」へのアプローチが、それだけ注目されているという裏付けでもあります。

先生のところで矯正をされた方で、思い出に残っている患者さんのエピソードはありますか?

「反対咬合」という症例においては、身体的なデメリットはもちろんですが、顔のしゃくれなど心理的コンプレックスに悩む人は大変多いのが実情です。それだけ思いは切実なのでしょう。
ある台湾人で、その方は台湾資本の会社のエリートサラリーマンなのですが、矯正のためにわざわざ日本支社に転勤したという人がいました。当院で矯正を行ない無事に治療が終了したのですが、日本人と結婚して、現在もそのまま日本に住んでいます。お子さんが生まれて、「子どもの矯正もぜひ当院で」という言葉をいただき、大変光栄に思いましたね。

切らない、抜かない、体への負担を最小限にした矯正治療

「重心矯正」治療の実際とは?

「重心矯正」治療の実際とは?

「重心矯正」は、何歳くらいから可能なのですか?

当院では、永久歯が生え揃った段階を目安としています。「反対咬合の治療は、患者さんの身体的成長が止まった時点で行なう」というのが基本的概念とされていますが、私はそうではなく「成長抑制はできる」という考え方のもとに、患者さんが身体的に成長している状態であっても、矯正は可能であると理論で治療をしています。むしろ早い段階で矯正治療に踏み切れば、それだけフィニッシュの結果もよいと考えています。

逆に何歳まで治療は可能ですか?

とくに制限はありません。患者さんが望むのであれば高齢の方でも問題ありませんし、実際に75歳で治療に来られた方もいらっしゃいますよ。

治療は痛みを伴うのでしょうか? どうしても不安になってしまいます。

矯正である以上、多少の痛みはありますが、できるかぎり負担のない矯正ができるようさまざまなケアを行なっていきますので、どうかご心配なさらずに治療に臨んでいただきたいと思います。

最初の来院でカウンセリングをして、そこから実際に矯正を行なうまでの流れはどのようなものですか?

当院では、最初に来院いただいた時点で、カウンセリングから必要な検査まですべてを行ない、矯正治療の方針を提案させていただいています。患者さんから見れば、最初の来院で矯正の治療プランが明確化されますので、ご自身の治療プロセスを具体的にイメージしていただけることになります。

使用する矯正器具はどんなものを用いるのでしょうか?

すべて専用のものを使用します。「重心矯正」という手法自体が私のオリジナルですので、すべてが治療プロセスに最適化されたもので行ないます。もちろん臨床データをもとに、常に新しい治療を実践しています。

「重心矯正」治療の実際とは?

「重心矯正」は、自費診療になりますか? また費用について教えて下さい。

はい。「重心矯正」は自費診療です。費用は矯正器具によって異なります。銀色の矯正器具ですと85万円(消費税別)、見た目が目立たないセラミックの矯正器具だと100万円(消費税別)です。矯正中は1カ月に1回来院していただきますが、その処置料は6,000円(消費税別)です。ただし、これは1年半が上限になっていて、もし矯正期間が1年半以上にわたった場合は、その処置料は無料となっています。逆にいうと、ほとんどの方が一年半以内で矯正を終えられているということです。

矯正期間、またその間の通院について教えて下さい。

おおむね1年半です。しかし、これは実際に矯正を行なってみなくてはわからない部分が多いのです。実際には9割以上の方が1年半で矯正を終了できています。矯正器具をつけてからは1カ月に1回来院していただきメンテナンスを行ないます。

「重心矯正」が患者さんにもたらすメリットは何だとお考えですか?

人生を変えてしまうということでしょうか。私が書いた本で「顔が変われば人生が変わる!」というものがありますが、実際に、歯並びや咬み合わせがよくなると、何よりも性格がポジティブになりますし、人生もそれだけ豊かなものになります。咬み合わせの矯正を通じて、人の人生を充実したものにする手助けができるのは、本当に幸せなことだと感じています。

編集部まとめ

「反対咬合」に悩んでいる人は、想像以上に多いようですが、同時に矯正治療に踏み切れず思いとどまっている人も少ないことがわかりました。大掛かりな外科的手法を避けられないと思っていた人にとっては、堀先生の「重心矯正」は朗報といっても過言ではなさそうです。身体的なコンプレックスだけでなく、心理的コンプレックスも解消し、人生を明るくする可能性を秘めた「重心矯正」。堀先生の矯正治療にかける信念が伝わってくる取材だったといえるでしょう。

医院情報

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診療内容 歯科一般 小児歯科 矯正歯科 インプラント

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