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インフルエンザにかからずに冬を越す!インフルエンザの予防方法

毎年冬になると猛威を振るうインフルエンザ。寒くなってくるとテレビのニュースでもインフルエンザの特集を耳にすることが多くなります。毎年冬にインフルエンザにかかって苦しめられているという方もいるのではないでしょうか。

冬はイベントもたくさんある時期です。そんなイベントをインフルエンザに邪魔されたくはないものです。今年こそインフルエンザにかからずに冬を越したい!

そんなあなたのためにインフルエンザの的確な予防方法についてMedical DOC編集部がお届けします。

この記事の監修ドクター:
村松 賢一 医師(戸塚クリニック 院長)

冬になるとインフルエンザが流行する理由


日本では毎年約1千万人、約10人に1人がインフルエンザに感染するとされています。そもそもインフルエンザはなぜ冬になると流行するのでしょうか。その理由をインフルエンザの基礎知識と共に詳しくご紹介します。

インフルエンザと風邪の違い

インフルエンザとはインフルエンザウイルスの感染によって発症する病気です。症状は38℃以上の発熱、頭痛、関節痛、筋肉痛、全身倦怠感であり、これらの症状が急速に見られることが特徴となります。高齢者や子ども、もともと病気を持っている方は悪化し、別の病気の併発、場合によっては命を落とすこともあります。
風邪の場合はさまざまなウイルス感染によって発症するものであり、全身症状はあまり見られず、熱もあまり上がらないことが特徴となります。
インフルエンザウイルスにはA型、B型、C型がありますが、C型が流行することはほとんどなく、年によってA型またはB型が流行します。

インフルエンザの流行時期とその理由

インフルエンザは日本のみならず世界中で流行する病気ですが、日本では11月下旬ごろから12月上旬ごろに感染者が報告され始め、12月~3月がピークとなり、4月~5月に減少していくことが特徴です。
その理由としては、冬の低温、低湿度という環境をウイルスは好む傾向にあるためにウイルスが長く生存し感染力が強くなること、外気の乾燥していることが挙げられます。また、冬は喉が渇きにくく水分を積極的に摂取する機会が少ないので、のどや気管支の粘膜が乾燥し傷みやすくなってウイルスが感染しやすくなることも理由として考えられています。さらに冬は湿度が低いので、咳やくしゃみによる飛沫が素早く乾燥して小さくなり、飛沫に含まれるウイルスがより長く空中に浮遊しやすくなります。インフルエンザの感染経路はこの咳やくしゃみによって出されたウイルスを吸い込むことによる飛沫感染であるとされているため、これによって感染範囲が広がってしまいます。
これらの理由によって冬はインフルエンザが流行しやすくなるのです。

インフルエンザの予防方法

冬になると猛威を振るうインフルエンザを予防するためにはどうすればよいのでしょうか。ここではインフルエンザの予防方法をご紹介します。

こまめな手洗い・うがい

インフルエンザウイルスに感染しないために最も簡単で効果的な方法です。外出後や調理の前後に必ず手洗い、うがいを行いましょう。
手洗いは流水と石鹸を用いて行います。よく水に濡らした手で石鹸を泡立て、手の甲→指先、指の間→親指と手の平をねじり洗い→手首の順に洗ってしっかりと石鹸分を流水で流しましょう。流し終わったら清潔なタオルまたは使い捨てのできる紙タオルで拭くようにしましょう。
うがいはまず、口の中に水を含んだ後に強くくちゅくちゅとして吐き出すということを2~3回行い、口の中にいるウイルスを排出した後にのどへのがらがらうがいを行います、1回10~15秒程度を吸うか繰り返しましょう。こうすることで口や手についたインフルエンザウイルスを洗い流すことができ、体内への侵入を防ぐことができます。

咳エチケット

咳エチケットは咳が出ている時だけでなく、相手の咳によって排出されたウイルスを自分が吸い込まないようにするためにも効果的です。
マスクは鼻と口の両方を確実に覆った後にゴムひもを耳にかけ、隙間ができないように覆いましょう。基本的にマスクは使い捨てが望ましく、一旦外した後に再び同じものを着用せず新しいものと交換して着用するようにしましょう。また、マスクの表面にもウイルスがついている可能性があるためなるべく触らないように外し、着脱後は手洗いうがいをしっかりと行いましょう。

適度な湿度を保持する

空気が乾燥すると気道の粘膜も乾燥し、ウイルスに対する防御機能が低下してしまうのでウイルスにかかりやすくなってしまいます。室内では加湿器などを利用して湿度を50~60%程に保つようにしましょう。

休息と栄養で免疫力をつける

免疫力が低下していると普段以上にウイルスへ感染しやすくなります。十分な休息、睡眠をとり、栄養バランスのとれた食事を摂ることで免疫力をつけておきましょう。

不必要な繁華街への外出を控える

繁華街など人が多いところへの不必要な外出は控えることがおすすめです。人によってはインフルエンザウイルスが潜伏していても症状が出現しないということもあります。そういった方と接触することで自分にウイルスが感染し、症状を発症してしまう可能性があるからです。
また、インフルエンザにかかっていて病院に通った帰りの方など感染者が多くいる可能性が高いことも理由の1つです。特に高齢者や妊婦、体調が悪い方、睡眠不足の方、もともと病気を持っている方は不必要な外出を控えるようにしましょう。

予防のためにインフルエンザワクチンを接種する方への注意点

インフルエンザを予防するためにインフルエンザワクチンを接種しようと考える方も多いのではないでしょうか。65歳未満の健康な成人での研究では、インフルエンザワクチンによって70~90%インフルエンザを予防することができたというデータもあります。
しかしインフルエンザワクチンを打つ際にはいくつか注意しておいてほしいことがあります。注意点をまとめましたのでご紹介します。

卵アレルギーの方は医師に相談を

インフルエンザウイルスのワクチンを作る過程で、インフルエンザウイルスを鶏の卵に培養しています。そのため、卵アレルギーの方ではインフルエンザワクチンを接種したことで重症な副作用が起こる可能性があります。接種の前には一度医師に相談しましょう。

かかりたくない時期に合わせたワクチン接種を

インフルエンザウイルスワクチンは一度打てばそのシーズン中効果を発揮し続けるというわけではありません。インフルエンザに対する抗体の値は2、3か月すると下がり始めてしまいます。そのため、早めにインフルエンザワクチンを打ってしまい、本当にインフルエンザにかかりたくない時にインフルエンザにかかってしまうという例も少なくありません。
受験やイベントなどがある場合には本当にインフルエンザにかかりたくない時期の2~3か月前に接種することが望ましいでしょう。

毎日コツコツとインフルエンザ予防


インフルエンザは一度予防策を講じればそのシーズンインフルエンザにならずに済むということはなく、毎日コツコツと行っていくことが最大のポイントとなります。毎日外出後の手洗いうがい、十分な休息と栄養補給は必要となります。また、外出時にマスク1枚して出かけるだけでもインフルエンザに感染する可能性を低下させることができます。
日々の生活の中でインフルエンザ予防をぜひ意識してみてはいかがでしょうか。
また、インフルエンザ予防のためにインフルエンザワクチンの接種を検討している方は、副作用へ注意し、自分が本当にインフルエンザにかかりたくないタイミングでの接種をおすすめします。今年の冬は毎日コツコツとインフルエンザ予防をしてインフルエンザにかからないようにしていきましょう。

村松 賢一 医師 戸塚クリニック 院長監修ドクターのコメント
卵アレルギーの人はインフルエンザのワクチンを打ってはいけないという定説がかつてはありましたが、現在は卵アレルギーとワクチンアレルギーは別のものだという考えがアメリカでは主流になってきています。ただ、日本では主流でないため、ワクチン接種をお考えの方は念のためお医者さんに相談しましょう。
また、予防がすべてだといっても過言ではないほど重要ですので、10月から12月にはワクチンを接種しましょう。
もしインフルエンザにかかってしまった場合でも、現在は一回の受診で済む薬もございます。
中には検査したらある程度時間がたたないとインフルエンザ陽性にならないからということで、早期受診されない方もいらっしゃいますが、必ずしも検査が陽性でないと診断できないものでもないので、気になる症状がございましたらすぐに受信しましょう。
 
監修ドクター:村松 賢一 医師 戸塚クリニック 院長


この記事の監修ドクター

村松 賢一 医師 戸塚クリニック 院長

出典:http://www.totsukaclinic.com/
村松 賢一 医師
戸塚クリニック 院長

PROFILE

平成10年 横浜市立大学医学部卒業
平成10~13年 現マウントサイナイ医科大学病院ベスイスラエル医療センター(米国ニューヨーク市)にて内科インターンならびにレジデント
平成13年〜17年帰国、横浜市立大学医学部付属病院等で勤務
平成17年〜26年さいたま赤十字病院循環器科にて循環器救急治療に従事
平成26年9月 戸塚クリニック院長就任

インフルエンザ予防でおすすめの内科 関東編

戸塚クリニック

出典:http://www.totsukaclinic.com/

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・日本内科学会 総合内科専門医
・アメリカ内科学会 内科専門医(Diplomate of American Board of Internal Medicine)
・日本循環器学会 循環器専門医
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