目の病気の主な種類とその原因 症状別対処法 
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目の病気の主な種類とその原因 症状別対処法  2018.07.25

目の不快な症状や見え方の異常など、目の病気にもいろいろな種類があります。ここでは、かゆみや乾きなどの不快な症状を引き起こす病気の種類、ものの見え方に関する病気の種類、そして、年を重ねることにより、機能の低下が引き起こす病気に分けて、症状や原因、対処方法などを集めています。気になる主な目の病気の種類について、Medical DOC編集部がお届けします。

この記事の監修ドクター:
安里 良 医師(安里眼科 糸満院 院長)

不快な症状が気になる・・・主な目の病気の種類

ドライアイ

ドライアイは、ひとことでいうと涙の病気です。長時間のスマートフォン、パソコンなどの電子機器操作やエアコンによる乾燥、コンタクトレンズの装用などが主な原因。特に電子機器を扱うことが多い場合には集中しすぎるため、瞬きの回数が減ってしまい乾燥が進むという状態に。ドライアイになると、乾燥だけではなく、さまざまな不快症状が現れます。疲れ、違和感、痛みなど。さらには、頭痛や気分が悪いなどの症状がでることも。

ドライアイの不快な症状を和らげるには、普段の生活環境を見直して、状況を改善することが効果的だといえます。

ものもらい

ものもらいは、麦粒腫(ばくりゅうしゅ)といって、目のふちの毛穴などに細菌感染がおこり、赤く腫れる病気です。「めばちこ」「めいぼ」とも呼ばれます。

最初は、赤みとかゆみがあるといった症状ですが、徐々に痛みが増してきて、めやにが出ます。菌感染による膿がでてしまえば、症状はおさまりますが、ほかの病気が隠れていることもあるので、きちんと診察を受けましょう。

予防方法としては、汚れた手で目をこすったり、さわったりしないようにすること。免疫力が低下しているとかかりやすくなるので、日ごろの体調管理も重要です。

アレルギー性結膜炎

アレルギー性結膜炎とは、花粉やハウスダストなどのアレルギーを引き起こす物質が、結膜に付着して、かゆみなどの不快症状を引き起こす病気です。ほかにも、充血や異物感、水状の目やにが出ることもあります。

アレルギー性結膜炎の予防は、早い時期からはじめるのが一般的。花粉症などの場合、飛散しはじめる2週間ほど前から抗アレルギー薬の点眼を投与します。

ハウスダストなど通年のアレルギーの場合は、室内や寝具を清潔に保つなど、環境を整えることが重要です。なるべく原因となる物に接触しないよう、気をくばることも大事です。

感染性結膜炎

感染性結膜炎は、細菌やウイルスが目に感染して、炎症が起きる病気です。涙がでる、異物感や充血といった症状がみられます。ウイルス感染が原因で起こるものに、アデノウイルスによる「はやり目」と呼ばれる「流行性角結膜炎」があります。とても感染力が強く、発熱・のどの痛みといったつらい症状もともなうため注意が必要です。

細菌性の結膜炎では、抗菌剤が投与されますが、ウイルス性の場合、かゆみや炎症の症状をおさえる、非ステロイド点眼やステロイド点眼が投与されます。

見え方が気になる・・・主な目の病気の種類

白内障

白内障とは、レンズの役割をしている水晶体が、白くにごって見えにくくなる病気です。目がかすんだり、光をまぶしく感じたりといった症状がみられます。

原因は、先天的なものや外傷などとさまざまですが、最も多いのは加齢による老化現象です。症状が初期であれば、点眼薬で進行をふせいで対処しますが、日常生活に支障があるようなら、眼内レンズの置き換え手術が有効です。

網膜剥離

網膜剥離とは、眼球の内側にある網膜がはがれて、視力が低下したり、視野が欠けたりする病気です。主な原因は、加齢、もしくは事故のような物理的な衝撃です。

飛蚊症(目の前に糸くずや虫のようなものが見える)のような症状が前兆としてあらわれることがあり、急に視野が大きく塞がれることがあれば、網膜剥離が疑われます。進行すると失明の恐れもあるので、気になる症状が出ているようなら、早めに受診してください。

治療としては、レーザー照射で網膜がはがれるのを食い止める方法がとられますが、進行している場合は、はがれた網膜を元に戻す手術を行います。

近視・乱視・遠視

目のピント調節がうまくいかない症状。「屈折異常」と呼ばれるものです。網膜の手前で像を結ぶものが「近視」、後ろが「遠視」、うまく一点に焦点があわないものを「乱視」といいます。加齢による機能低下でうまく像を結べないという症状は、いわゆる「老眼」です。

このような「屈折異常」症状においては、眼鏡やコンタクトレンズによる視力矯正が一般的です。近視については、点眼や手術といった治療方法があります。手術に関しては、安定した視力が得られないことがあるなどのリスクも視野に入れ、担当医師とよく相談の上で治療をすすめましょう。

原因は加齢によるもの・・・主な目の病気の種類

緑内障

緑内障とは、なんらかの原因により視神経に障害が起こり、徐々に視野が狭くなっていく病気です。少しずつ進行していくので、気が付くと症状が進んでしまっているといったことが起こります。そうならないためには、定期的な眼科受診をおすすめします。傷ついた視神経はもとに戻らないため、緑内障を治すことはできません。しかし、進行を防ぐことは可能です。目の堅さ、いわゆる眼圧が高いことで視神経の障害が起こります。点眼薬、レーザー治療、手術といった対処方法がありますが、いずれも眼圧をさげることを目的としています。

加齢黄斑変性

網膜の中心にある黄斑部が、加齢によって変化してしまい、視力が低下してしまう病気です。ゆがんで見える、視野の中心が欠ける、暗くなるといった症状があります。

加齢黄斑変性には2種類あって、進行の早い「滲出型」と遅い「萎縮型」と呼ばれています。萎縮型はそのまま様子を見ますが、滲出型は、病変が視力を維持するのに大切な場所の近くにできるため、早めに治療を受ける必要があります。薬物を注入する、レーザーを照射するといった治療方法がとられています。

飛蚊症

飛蚊症とは、目の中の硝子体が、加齢とともに濁ったり、萎縮したりすることで、黒い虫のようなものが目の前を飛んでいるかのようにみえる病気です。特に異常がなければ、ほうっておいても問題はない病気なのですが、急に見えるものが増えたりした場合は、網膜剥離などの可能性もでてきますので、早めに眼科を受診してください。

視野の一部が欠ける、暗いところで稲妻のようなものが見えることがある、視力が低下したような気がする、などといったことにも気をつけてください。

目の健康のために定期的な眼科受診

目の病気の主な症状は、かゆみ、痛み、充血、視力や視界の異常などですので、どちらかといえば、直接生命に関わるようなことではないという印象を受けます。その症状が軽微だと、なかなか診療にいくところまで結びつかないですよね。

しかし、目の不快な症状や見え方の異常にも、いろいろな種類があり、さまざまな目の病気が考えられます。あまり気にならないからといって、ほうっておくと、失明の危険が生じてしまうような病気もあります。

そして、加齢による機能低下は、どう頑張っても免れることはできないもの。特に気になる症状がなくても、定期的に受診することが大切ですね。なにか少しでも気になる症状があれば、どんな小さなことでも医師に相談してみてください。

安里 良 医師 安里眼科 糸満院 院長監修ドクターのコメント
人間は、五感からたくさんの情報を得ています。視覚から得られる情報の割合は85%以上と言われています。目が不自由になることが、どれだけ日常生活に支障をきたすことか、想像つくのではないでしょうか。もちろん目の症状にも軽症のものから重症なものまで様々あります。目が赤い、かゆい、痛いなどの症状があれば、自分でも心配して早めに眼科を受診し、軽症で見つかる場合が多いと思います。しかし、何も自覚症状がない病気の場合は、眼科を受診する機会がほとんどないため、自覚症状がでてきて眼科を受診した頃には、かなり重症化していることもあります。40歳を過ぎると個人差はありますが、ピント調節機能低下に伴う老眼や早ければ初期の白内障など、加齢に伴い様々な目の変化がでてきますので、何も目の症状がなくても、年1回程度の定期的な眼科受診をお勧めします。
当医院では患者様に対して安心して診療いただける環境をご用意しております。
是非お気軽に安里眼科 糸満院へお越しください。
 
監修ドクター:安里 良 医師 安里眼科 糸満院 院長


この記事の監修ドクター

安里 良 歯科医師 安里眼科 糸満院 院長

出典:http://www.asatoganka.or.jp/
安里 良 医師
安里眼科 糸満院 院長

PROFILE

【経歴】
・平成11年 3月 沖縄尚学高校卒業
・平成17年 3月 埼玉医科大学卒業
・平成17年 4月 大分県立病院(九州大学初期研修1年目)
・平成18年 4月 九州大学病院(九州大学初期研修2年目)
・平成19年 4月 九州大学病院 眼科入局
・平成20年 4月 国家公務員共済組合連合会 千早病院 眼科
・平成21年 4月 九州大学医学部 眼科研究生
・平成22年 6月 福岡大学筑紫病院 眼科
・平成23年 4月 国立病院機構 九州医療センター眼科
・平成24年 10月  眼科専門医取得
・平成25年 1月 医学博士 (九州大学)
・平成25年 4月 済生会 飯塚嘉穂病院 眼科部長
・平成26年 4月 麻生飯塚病院 眼科医長
・平成27年 7月 安里眼科・安里眼科おもろまち駅前院 総院長就任

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安里眼科 糸満院

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住所 沖縄県糸満市潮平722
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【火・金・土】8:00~12:00/14:00~17:00
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※手術は火曜日となります。学会出席や研修の為、年に数回の不定休診日がございます。
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休診日 日曜日・祝日・年末年始
Pickup 【専門医】
日本眼科学会 眼科専門医
URL http://www.asatoganka.or.jp/