鶏眼(うおのめ)の症状や原因、治療方法とは?
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鶏眼(うおのめ)の症状や原因、治療方法とは? 2018.07.16

鶏眼(読み方:けいがん、別名:うおのめ)とはどんな病気なのでしょうか?その原因や、主にみられる症状、一般的な治療方法などについて、医療機関や学会が発信している情報と、専門家であるドクターのコメントをまじえつつ、Medical DOC編集部よりお届けします。

この記事の監修ドクター:
福井 実緒 医師(両国駅前ふくい皮膚科 院長)

鶏眼(うおのめ)とは

通常大人の足底や足趾(ゆび)などにできる直径5~7mm程の硬い皮膚病変で、歩行や圧迫により激しい痛みを伴うのが特徴です。中心に魚や鶏の眼のような芯が見えるので俗にウオノメと呼ばれています。何らかの理由で、一定部位に繰り返し異常な圧迫刺激が加わると、角質が厚く芯のようになり、真皮に向かって楔状に食い込んだ角質の芯が神経を圧迫して痛みを生じます。

引用::品川シーサイド皮膚・形成外科クリニック
http://shinagawaseasideclinic.com/skin/atoz/ka/keigan.html

福井実緒 医師(両国駅前ふくい皮膚科院長)ドクターの解説
鶏眼(うおのめ)とは、皮膚の表面が部分的に分厚くなり痛む疾患です。

鶏眼(うおのめ)の症状

疼痛や圧痛を伴うことがある。ときに滑液包または液体で満たされたポケットが鶏眼の下に形成される。

引用:MSDマニュアル プロフェッショナル版
https://www.msdmanuals.com/ja-jp/プロフェッショナル/14-皮膚疾患/角化症/胼胝および鶏眼

福井実緒 医師(両国駅前ふくい皮膚科院長)ドクターの解説
鶏眼(うおのめ)は、皮膚の一部が分厚くなって痛みを伴います。症状が悪化すると、水ぶくれの様になって水が出る場合もあります。

鶏眼(うおのめ)の原因

原因は足に合わない靴を履いた場合が多いのですが、足骨の形や位置の異常によって部分的に刺激が増すことによっても生じます。幅の狭すぎる靴では親指や小指の外側に、小さすぎる靴では指の先や甲また指の裏側の付け根の膨らんだ部分、大きすぎる靴ではかかと後方、足の甲にできやすくなります。また、ハイヒールも爪先のほうに体重がかかりますので、生じやすくさせます。

引用:鳥取県医師会
http://www.tottori.med.or.jp/alacarte/6)ウオノメ

鶏眼(うおのめ)の検査法

鶏眼は厚くなった皮膚をメスで削り取ることで,足底疣贅や胼胝と鑑別できることがある。角質を削り取ると,胼胝であれば平滑な半透明の皮膚がみえるが,疣贅( 疣贅)では境界明瞭で,ときに組織が軟らかく浸軟していたり,中心に毛細血管の血栓形成を反映する黒点(出血点)がみられたりする。鶏眼は角質を削り取ると,境界明瞭で黄色から淡黄褐色の半透明の芯がみられ,それによって真皮乳頭層の正常構造が分断されている。

引用:MSDマニュアル プロフェッショナル版
https://www.msdmanuals.com/ja-jp/プロフェッショナル/14-皮膚疾患/角化症/胼胝および鶏眼

福井実緒 医師(両国駅前ふくい皮膚科院長)ドクターの解説
鶏眼(うおのめ)は、合わない靴を履いたり足が変形することで、擦れたり負荷が掛かったりすることが原因です。また、糖尿病を患っている方もなりやすいと言われています。
鶏眼は、皮膚が分厚くなっている部分を削ると芯が見えるので、視診で診断ができます。

鶏眼(うおのめ)の治療方法

歩行時の激しい痛みをとる必要があるため、楔状に食い込んだ角質を除去することが必要です。最も一般的に行われる方法は、鶏眼の大きさに合わせて切ったスピール膏を数日間貼って角質を軟らかくした後に、中心部の「芯」の部分だけをメスやハサミなどで切除します。疼痛軽減や再発予防のために、ドーナツ型パッドなどを用いて圧迫除去を行うこともあります。また、イボの治療の時のように電気焼灼法や冷凍凝固療法を行うこともあります。メスによる外科的切除は、その後に生じる瘢痕の痛みの方が鶏眼の痛みよりも強いことがあるため、症例を選んで慎重に行うことが重要です。また、歩行異常や骨の異常の可能性がある場合は、整形外科的診察や治療が必要です。

引用:品川シーサイド皮膚・形成外科クリニック
http://shinagawaseasideclinic.com/skin/atoz/ka/keigan.html

福井実緒 医師(両国駅前ふくい皮膚科院長)ドクターの解説
鶏眼(うおのめ)は、鶏眼の部分を削ります。外用薬(貼り薬、塗り薬)を使い治療をする場合もあります。鶏眼用の中敷きを使用して圧(負荷)を掛けないようにすることや合わない靴をないようにすることは、治療にも予防にも有効です。


この記事の監修ドクター

福井実緒 医師 両国駅前ふくい皮膚科 院長福井 実緒 医師
両国駅前ふくい皮膚科 院長

PROFILE

1999年 神戸女学院高等学部卒業
2006年 神戸大学医学部卒業
2006年 東京大学医学部付属病院
2008年 東京大学医学部皮膚科学教室入局、三井記念病院皮膚科
2009年 社会保険中央総合病院皮膚科
2011年 国際医療福祉大学三田病院皮膚科
2013年 虎の門病院皮膚科
2017年 両国駅前ふくい皮膚科開院、虎の門病院皮膚科非常勤医師
日本皮膚科学会認定皮膚科専門医
難病指定医
VHO式巻き爪矯正法ライセンス取得