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慢性膀胱炎の症状や原因、治療方法とは?

慢性膀胱炎(読み方:まんせいぼうこうえん)とはどんな病気なのでしょうか?その原因や、主にみられる症状、一般的な治療方法などについて、医療機関や学会が発信している情報と、専門家であるドクターのコメントをまじえつつ、Medical DOC編集部よりお届けします。

この記事の監修ドクター:
名城 文雄 医師 なしろハルンクリニック院長


 

慢性膀胱炎とは

膀胱の粘膜の炎症が持続している病気です。細菌感染によって起きる急性膀胱炎が再発を繰り返して慢性化するケースと、何らかの基礎疾患が原因になって細菌感染する慢性複雑性膀胱炎、細菌感染以外の原因で慢性化する非細菌性膀胱炎(若年型と中高年型)があります。

引用:五本木クリニック
https://www.gohongi-clinic.com/section/hinyoukika/mansei_boukouen.html

名城 文雄 医師 なしろハルンクリニック院長ドクターの解説
慢性膀胱炎の症状は急性膀胱炎とよく似ていますが、膀胱結石や、尿道に長期間置かれたカテーテルなどの「異物」が原因となって起こる事が多く、症状は長期化します。膀胱結石や長期留置されたカテーテルが細菌の住みかになってしまうと抗生剤で治療をしても、一時的には改善するものの、すぐに再発を繰り返します。原因となっている膀胱結石やカテーテルを除去するのが治療の原則です。



 

慢性膀胱炎の症状

症状としては下腹部の不快感が現れます。そのほか、トイレの回数が多くなる頻尿、排尿時の痛み、血尿、尿意切迫感などの急性膀胱炎と同じような症状が現れることがありますが、現れ方は急性膀胱炎に比べて、いずれの症状も軽度です。人によっては、排尿をしてもすっきりとしない残尿感や尿の混濁があるくらいで、ほとんど自覚症状がないこともあります。

引用:五本木クリニック
https://www.gohongi-clinic.com/section/hinyoukika/mansei_boukouen.html

名城 文雄 医師 なしろハルンクリニック院長ドクターの解説
膀胱部、下腹部の不快感、下腹部痛、尿意切迫感、頻尿、尿失禁、排尿痛、残尿感、血尿など急性膀胱炎と似たような症状ですが、それが繰り返したり、持続したりします。



 

慢性膀胱炎の原因

何らかの基礎疾患が原因となり、細菌が膀胱内に侵入・繁殖し、膀胱粘膜に炎症を起こします。
原因となる基礎疾患には、前立腺肥大症や膀胱結石、尿路結石、糖尿病、腫瘍などがみられます。
例えば、膀胱結石である場合などは膀胱内の細菌の繁殖・感染が長く続きます。

引用:きつかわクリニック
https://kitsukawa-clinic.jp/cystitis.html


 

慢性膀胱炎の検査法

尿検査を重視します。ただ、細菌性ではない場合、その他の病気などが隠された原因となっていることも考えられます。
薬の効果が見られない場合、高熱などを伴う場合など、他の病菌が原因になっている可能性がある場合は、原因となっている病気を特定する必要があります。そのような場合、検査の方法としては、超音波検査、CT、膀胱鏡検査などの検査方法が取られます。

引用:辻野クリニック
http://www.stclinic.jp/treatment/disease/boukouen

名城 文雄 医師 なしろハルンクリニック院長ドクターの解説
慢性膀胱炎は他の疾患が潜んでいる事が多いので、尿検査や尿培養検査、超音波検査、レントゲン検査、血液検査、膀胱鏡検査等を必要に応じて行います。



 

慢性膀胱炎の治療方法

慢性膀胱炎の治療は、細菌が原因で自覚症状がある場合は抗生剤を使用します。しかし原疾患がある場合、細菌を完全に取り除くことは困難です。
症状に合わせたお薬を選択し、治療していきます。

引用:きつかわクリニック
https://kitsukawa-clinic.jp/cystitis.html

名城 文雄 医師 なしろハルンクリニック院長ドクターの解説
慢性膀胱炎の原因として、前立腺肥大症、前立腺がん、膀胱異物、膀胱結石、膀胱腫瘍、尿道の狭窄(きょうさく)、尿道カテーテル留置、神経因性膀胱、骨盤内腫瘍(がん)等様々な原因があるため、治療はそれぞれの原因に合わせて行われます。なかなか改善しない膀胱炎は、泌尿器科の専門医のもとで精密検査を行い、原因を追究して治療を行ってもらいましょう。



 

この記事の監修ドクター

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