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瞳孔の後天異常の症状や原因とは?

瞳孔の後天異常(読み方:どうこうのこうてんいじょう)とはどんな病気なのでしょうか?その原因や、主にみられる症状などについて、医療機関や学会が発信している情報と、専門家であるドクターのコメントをまじえつつ、Medical DOC編集部よりお届けします。

この記事の監修ドクター:
山田 潔 医師(眼科山田クリニック 院長)

瞳孔の後天異常とは

瞳孔とは、眼の中心にある黒目の部分です。瞳孔は、暗いところでは大きく開き(散瞳)、明るいところでは小さくなります(縮瞳)。通常、両眼の瞳孔はほぼ同じ大きさで、光にも同じように反応します。左右の瞳孔の大きさが異なることを、瞳孔不同と呼びます。

引用:MSDマニュアル家庭版
https://www.msdmanuals.com/ja-jp/ホーム/20-眼の病気/眼疾患の症状/左右の瞳孔の大きさが異なる

瞳孔の後天異常の症状

動眼神経は瞳孔の調節のみではなく、まぶたを開く動作や眼球を上下左右に動かす動作に関わりのある神経なので、まぶたが開かなくなったり、両目で見た時に焦点が合わないといった症状を伴います。

引用:はしぐち脳神経クリニック
http://h-ns.net/dictionary/symptom/sy09

山田潔医師 眼科山田クリニック院長監修ドクターのコメント
瞳孔の後天異常は、通常同じ大きさをしている左右の瞳孔の大きさが異なる(=瞳孔不動)場合や異常に散瞳または縮瞳する場合があります。自覚症状はあまり感じないこともあります。

瞳孔の後天異常の原因

動眼神経の障害の主な要因は、①脳動脈瘤、②糖尿病、③脳腫瘍、④内頚動脈海面静脈洞瘻、⑤脳ヘルニアなどです。

引用:はしぐち脳神経クリニック
http://h-ns.net/dictionary/symptom/sy09

山田潔医師 眼科山田クリニック院長監修ドクターのコメント
瞳孔の後天異常は、神経障害が原因のことが多く、脳梗塞などを発症後、異常がみられるようになることがあります。

瞳孔の後天異常の検査法

他の症状がない限り、通常、検査は不要です。ホルネル症候群または第3脳神経麻痺がある人には、通常、MRIまたはCT検査を行う必要があります。

引用:MSDマニュアル家庭版
https://www.msdmanuals.com/ja-jp/ホーム/20-眼の病気/眼疾患の症状/左右の瞳孔の大きさが異なる

瞳孔の後天異常の治療方法

山田潔医師 眼科山田クリニック院長監修ドクターのコメント
原因疾患の治療が第一です。脳梗塞や神経の麻痺が改善されれば、瞳孔異常も軽減または治癒することが期待できます。


この記事の監修ドクター

山田潔医師 眼科山田クリニック院長山田 潔 医師 眼科山田クリニック 院長

PROFILE

昭和44年 4月生まれ
昭和63年 愛知県立旭丘高等学校卒業
平成6年 北里大学医学部医学科卒業
平成6年 名古屋市立大学 眼科入局
平成9年 医療法人宏潤会 大同病院 眼科
平成10年 愛知県厚生農業協同組合連合会 加茂病院 眼科
平成14年 名古屋市立大学医学部 眼科学教室 助手
平成18年 アメリカ ケンタッキー大学 Ocular Angiogenesis Laboratory 研究員
平成20年 名古屋市立大学大学院医学研究科視覚科学 助教
平成21年 土岐市立総合病院 眼科部長
平成23年 眼科池田クリニック
平成28年 眼科山田クリニック 院長
現在に至る