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低血圧の症状・原因・治療方法のご紹介

低血圧(読み方:ていけつあつ)とはどんな病気なのでしょうか?その原因や、主にみられる症状、一般的な治療方法などについて、医療機関や学会が発信している情報と、専門家であるドクターのコメントをまじえつつ、Medical DOC編集部よりお届けします。

この記事の監修ドクター:
相澤 摩周 医師 医療法人相沢内科医院 院長

低血圧とは

血圧はポンプの役割を担う心臓の収縮によって、血液が全身に送り出される際に血管に加わる圧力のことです。心臓が収縮する力と、身体の各部分に血液を分配する血管の硬さ、血管内の血液量などによって血圧の値が規定されます。これらの規定値が低いと低血圧になりやすいわけですが、生活習慣病のひとつとして、将来の脳心臓血管病変の発症を防止するため基準値が詳細に決められている高血圧と比較し、低血圧には明確な診断基準はなく、一般的に収縮期血圧が100mmHg以下をもって低血圧とすることが多いようです。

引用:恩賜財団 済生会
https://www.saiseikai.or.jp/medical/disease/hypotension/#

相澤 摩周 医師 医療法人相沢内科医院 院長ドクターの解説
低血圧症とは、血圧がうまく保てない、維持できない方のことを指します。原因はさまざまで、必要な血圧を上げる機能が弱く、その他さまざまな症状が出ることがあります。

低血圧の症状

低血圧の症状は次の通りです。

・立ちくらみ、あるいは目まい
・立っていると気持ちが悪くなる、ひどくなると倒れる
・入浴時気持ちが悪くなる
・少し動くと動悸あるいは息切れがする
・倦怠あるいは疲れやすい
・朝なかなか起きられず午前中調子が悪い
・腹痛
・食欲不振
・頭痛
低血圧症の診断には日常生活での血圧測定が欠かせません。これらの症状がありましたら、低血圧症を疑い、医師に相談することをお勧めします。
引用:長寿科学振興財団 健康長寿ネット
https://www.tyojyu.or.jp/net/byouki/shinshikkan/teiketsuatsu.html

相澤 摩周 医師 医療法人相沢内科医院 院長ドクターの解説
めまい・立ちくらみ・ふらつきなどがあり、ひどいとまれに意識を失う場合もあります。生活に支障があると感じた場合には早めに受診したほうが良いでしょう。

低血圧の原因

低血圧症の原因は次の通りです。

1. 失血性あるいは体液喪失による低血圧
2. 薬剤性低血圧症
3. 自立神経障害による低血圧症
4. 食後低血圧
5. 本態性低血圧症
引用:長寿科学振興財団 健康長寿ネット
https://www.tyojyu.or.jp/net/byouki/shinshikkan/teiketsuatsu.html

低血圧の検査法

機会を変えて複数回測定し、収縮期血圧100mmhg以下が多いようでしたら、低血圧として対処しましょう。

一般に自覚症状のない本態性低血圧は原則放置してよいといいますが、原因疾患を有する症候性低血圧や起立性低血圧を常に念頭において、多彩な低血圧の症状(以下に主な症状を記載)を自覚したら、一度は医療機関を受診し精密検査を受けることが望まれます。
引用:恩賜財団 済生会
https://www.saiseikai.or.jp/medical/disease/hypotension/

相澤 摩周 医師 医療法人相沢内科医院 院長ドクターの解説
症候性(二次性)低血圧症の場合には甲状腺機能が低下しているなど特殊な場合もあります。
低血圧にも色々な種類があるため、その原因を調べることが大切になります。
原因によって検査方法は異なりますが、血圧検査(立位と座位の血圧の差)、心臓の超音波検査、血液検査などを行い、症候性低血圧症もしくは本態性低血圧症の判断をします。

低血圧の治療方法

症候性低血圧症の場合は、それぞれの原因疾患について治療を行う。
原因疾患が不定な本態性低血圧症で愁訴が強い場合は、まずは生活改善の指導を行う。すなわち、食事、仕事、睡眠のリズムを保つこと、適度な水分・塩分を摂取すること、適度な運動を行うこと、などを行なう。

引用:今日の臨床サポート
https://clinicalsup.jp/contentlist/2.html

相澤 摩周 医師 医療法人相沢内科医院 院長ドクターの解説
原因によって治療方法は異なります。
本態性低血圧の場合は、生活改善をすることが第一優先となります。
起立性低血圧症の場合には、長時間立ちっぱなしにしないことや、立ち上がる際にゆっくり立ち上がるように指導することが大切になります。


この記事の監修ドクター

相澤 摩周 医師
医療法人相沢内科医院 院長

PROFILE

平成12年 東京慈恵会医科大学卒業
平成15年     同     消化器・肝臓内科入局
平成23年     同     内視鏡科出向
平成25年     同     総合診療部出向
平成27年 相沢内科医院勤務
平成28年     同     院長就任
東京慈恵会医科大学 内視鏡科非常勤医