ホワイトニングで歯がしみる!その原因と対処法

公開日:2020/05/02  更新日:2020/05/07

笑顔に自信が持てるようになる、歯のホワイトニング。真っ白な美しい歯に憧れてホワイトニングをしたけれど、処置後に歯がしみたり、痛みを感じてしまう方がいます。

ホワイトニング後に歯がしみる、痛みを感じてしまうのはなぜなのでしょう。その原因と対処法、歯がしみることや痛みを感じやすい方について、Medical DOC編集部がお届けします。

この記事の監修歯科医師
小川 隆介 (後楽園デンタルオフィス 院長)

ホワイトニングで歯がしみる原因

ホワイトニングの後、歯がしみたり痛みを感じたりする原因は使用する薬剤によるもの、と考えられています。

歯がしみるのは知覚過敏の症状

ホワイトニングの施術中や後で歯がしみるのは、知覚過敏という症状です。アイスなどの冷たいものを食べたときに歯がしみる、あの症状が起きており、歯がしみたり痛みを感じたりしているのです。

濃度の濃い薬剤を使用してホワイトニングをおこなった場合、その薬剤が歯の神経に到達してしまうことで、歯がしみたり痛みを感じたりしてしまいます。多くの場合、ホワイトニング後にあらわれる知覚過敏の症状は、一時的なものだと考えられています。数時間経過すれば歯がしみることや痛みを感じることはなくなり、数日間も症状が続くことはないと言われています。

虫歯や治療中の歯が原因の場合も

虫歯や虫歯を治療中といった方は、ホワイトニングの施術で強く、歯がしみることや痛みを感じてしまうことがあります。虫歯が原因で歯髄まで穴があったり、虫歯治療の詰め物の隙間があったりした場合、そこから薬剤が入り込んでしまい、歯がしみることや痛みを感じてしまうのです。

虫歯がある方や治療中の方が歯のホワイトニングをおこなう場合は、治療を終えた後にするのが理想的です。しかし、歯科医によっては、虫歯や治療中の歯をガードしながらホワイトニングをすることも可能です。

虫歯があるという自覚がある場合は、ホワイトニングをおこなう前に医師に相談することが大切です。

歯周病や歯の老化も原因に

歯周病により歯茎が下がってしまうと、歯の根元部分の象牙質がむき出しになってしまいます。この部分に薬剤が触れると、歯がしみることや痛みを感じてしまいます。

また、老化により歯のエナメル質がすり減ってしまったり、歯茎がやせてきてしまったりすると、薬剤が象牙質に到達してしまうことがあります。これも歯がしみたり痛んだりする原因となります。

歯ぎしりや噛みしめるクセがあると痛む場合も

歯ぎしりや噛みしめるクセがあることで、象牙質が露出してしまっていることがあります。また、こういったクセが原因で、歯にヒビが入ってしまうこともあります。これらの状態も、ホワイトニングの薬剤で歯がしみたり痛みを引き起こしたりする原因になることがあります。

家族から歯ぎしりを指摘されている方や、自分で噛みしめるクセを自覚している方は、ホワイトニングのためだけではなく、歯の健康のためにも改善することを検討してみると良いでしょう。

ホワイトニングで歯がしみるときの対処法

ホワイトニングが原因の知覚過敏は、時間が経過すればおさまるものです。しかし、痛みの感じ方は人それぞれですし、我慢できない痛みを感じる場合もあります。歯がしみるのがつらい、痛みがつらいときは、どのように対処すれば良いのでしょうか。

冷たいものや熱いものを口にしない

ホワイトニング後の知覚過敏は、次第に歯の状態が正常に戻ることでおさまってきます。通常、24時間以内には元の状態に戻るといわれています。しかし、つらい場合は、冷たいものや熱いものを口にしないようにしましょう。知覚過敏の症状は、冷たいものだけではなく、熱いものでもあらわれますので注意しましょう。

知覚過敏専用やフッ素配合の歯磨き粉を使用する

知覚過敏専用の歯磨き粉には、歯がしみることを防いでくれる硫酸カリウムが含まれています。この成分が歯への刺激をやわらげてくれるのです。

また、フッ素を塗ることでも歯がしみることや痛みをやわらげることができます。市販されている歯磨き粉にはフッ素配合のものが多いので、わざわざ購入しなくても自宅の歯磨き粉にフッ素が含まれているかもしれません。成分表示を確認してみてください。

ホワイトニング後の一時的な知覚過敏の症状でも、こういった歯磨き粉は効果があると言われています。歯がしみることや痛みがある場合は、ぜひ使用してみましょう。

どうしても我慢できないなら痛み止めを服用する

痛みが一向におさまらずに我慢できない、といった場合は痛み止めを服用します。鎮痛剤の服用でも、歯がしみることや痛みといった症状をおさえることができます。しかし、痛み始めてからの服用では、鎮痛剤の効果が出るまで時間がかかることがあります。

痛み止めは歯科医院で処方してもらうことができます。ホワイトニングをおこなった歯科医院に相談して、処方してもらうことも可能です。難しい場合は、市販の鎮痛剤でも効果が期待できます。

対処してもおさまらない場合は歯科医院に相談

さまざまな対処法をしても、痛みがおさまらない場合は、ホワイトニングをおこなった歯科医院に相談しましょう。痛みの原因がホワイトニング以外のものである可能性もあります。

24時間経過しても痛みがある、または24時間以内であっても、痛みが激しい場合は、早急に歯科医院に行くようにしてください。

ホワイトニングで歯がしみるのを防ぐ方法

ホワイトニング後に、歯がしみてつらい思いをしないために気をつけたいことをご紹介します。

ホワイトニング前に歯のトラブルを解決しておく

歯が白く美しく生まれ変わるホワイトニングは、とても魅力的ですが、まずは歯のトラブルを解消するために治療に専念することも大切です。

虫歯や歯周病などの治療は、将来の健康のためにも必要なことです。ホワイトニングで歯を美しくする前に、しっかりと歯のトラブルを解消しておきましょう。

濃度の低い薬剤を使用してもらう

濃度の高い、濃い薬剤を使用すれば、ホワイトニングの効果は高まるかもしれませんが、それだけ歯がしみる確率も高くなります。濃度の低い薬剤を使用してホワイトニングをしてもらうことも、歯がしみることや痛みの軽減につながります。

歯科医院によっては、従来よりもマイルドな薬剤を使用してホワイトニングをおこなっているところもあります。ホワイトニングで歯がしみることに不安を感じている方は、そういった歯科医院で相談をしてみると良いでしょう。

自己判断せずに歯科医に相談

歯のホワイトニングは、魅力的な施術ですが、歯がしみる、痛みなどのトラブルが起きる可能性があるものです。自宅でできるホームホワイトニングなども販売されていますが、やはり何が起こるかわからないため、トラブルにも対応してもらえる、信頼できる歯科医院でおこなうのがおすすめです。歯科医院のホワイトニングの方が、薬剤も効果の高いものを使用するため、ホワイトニング効果が早くあらわれるといったメリットもあります。

小川 隆介 歯科医師 後楽園デンタルオフィス 院長監修ドクターのコメント
ホワイトニング後の痛みや歯がしみることは、ほとんどの場合、自然におさまるものです。ただし、我慢できないほどの痛みや、歯がしみることを感じたときは、自己判断せずに早めに医師に相談しましょう。歯の痛みやしみることを防ぐために、事前に治療を終えておくことも大切です。

監修ドクター:小川 隆介 歯科医師 後楽園デンタルオフィス 院長

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