赤みを帯びたニキビ!ニキビ跡を残さないように早期ケアが大切

公開日:2020/08/11  更新日:2020/08/19

普段スキンケアに気を付けていても、睡眠不足や、外食が多くてバランスが良い食事を摂れなかった日が多くなると、出来てしまうニキビ。放置しておき酷くなってしまうと、広がることがあるとともに、治療後にニキビ痕として跡が残ってしまう場合もあります。ここでは、赤みのあるニキビなど、ニキビの種類や原因、治療方法、ニキビ跡の対処方法について、Medical DOC編集部がお届けします。

この記事の監修医師
コッツフォード 良枝 (銀座禅クリニック 院長)

ニキビの種類と原因

顔にできるニキビ、特に赤みを伴ったニキビは人目につきやすく、気になるものです。ニキビが酷くなってくると痛みや痒みも出てくることもあります。ニキビの色も、最初は白色(白ニキビ)で、次に黒く、赤み(赤ニキビ)、黄色、紫と、ニキビの症状が酷くなるに従って色もかわります。

白ニキビ

ニキビの初期の段階で、白く盛り上がった状態です。毛穴に皮脂や老廃物が詰まっている段階で、まだ炎症を起こしている訳ではありません。

黒ニキビ

白ニキビの状態から、皮脂が過剰に分泌して毛穴が詰まり、アクネ菌が増殖を始めます。毛穴にある皮脂は脂肪の塊になり毛穴を塞ぎます。この状態から皮脂が酸化反応をして、黒い吹き出物になり、黒ニキビといわれます。

赤ニキビ

大量に分泌された皮脂により毛穴が詰まり、その皮脂を栄養源にしてアクネ菌がより多く繁殖して、皮膚組織に炎症を起こします。この状態が赤ニキビと呼ばれます。

黄色ニキビ

赤ニキビが酷くなり、黄色く膿をもった状態で、黄色ニキビと呼ばれます。アクネ菌の他に、黄色ブドウ球菌もニキビに入り増殖していて、炎症が酷くなってきます。

紫ニキビ

ニキビの内部に、膿のほかに血も溜まってきている段階です。炎症が酷くなり、毛穴の周囲にまで広がってきています。早期に医療機関(皮膚科)を受診するようにしましょう。この段階になると、治療後もニキビの跡が残ってしまうことが多くなります。

ニキビの原因

皮脂は、肌に潤いを与えることのほかに、外からの埃や細菌、ウィルスなどが侵入しないようにブロックするという機能をもっています。過度の洗顔などにより皮脂が少なくなると、肌が乾燥してしまいます。そうなるとシミやシワになるなど、いろいろな影響が出てくる場合があります。

一方、何らかの理由で、皮脂が過剰に分泌されると、結果的にニキビに繋がってしまいます。皮脂が多く分泌されると、毛穴がつまり、毛穴に溜まった皮脂を栄養にしてアクネ菌が増殖して、その大量に増殖したアクネ菌が皮膚の組織に炎症を引き起こしてしまうからです。その結果、赤みの帯びた「赤ニキビ」となります。

皮脂が増える原因

ニキビが出来る原因といわれる皮脂の過剰分泌ですが、どのような場合に皮脂が過剰分泌するのかを説明します。
一つは、「夜更かし」、「睡眠不足」、「偏食」など、あまり健康的ではない生活を続けた場合です。バランスの良い食事や適度な睡眠・運動など、健康的な生活を送れば、肌自体の機能が正常に働き、過剰な皮脂分泌はおこりません。
綺麗な肌にしよう、皮脂を取り除こうと、洗顔を過度に行うことが原因になることがあります。
頻繁に洗顔することにより、肌が乾燥してしまうと、かえって皮脂の分泌が増えることになります。

赤ニキビの治療方法と留意事項

ニキビが赤ニキビと呼ばれる段階になっている場合の治療方法と、留意事項についてご説明します。

赤ニキビの治療方法

赤ニキビは、アクネ菌などの細菌が感染して、感染・増殖している状態です。治療には抗菌剤(抗生剤)が必要になります。赤みの中に膿がたまっている状態ですので、膿を出した方が早く治ることがあります。自分で無理やりに潰してしまう人もいますが、その際は、清潔なガーゼを使用して処置しないと、かえって感染が酷くなることがありますので注意が必要です。ニキビが自然に潰れて膿が出てしまうケース以外、自分で無理に潰して膿を出すことはしない方が賢明です。尚、ニキビを自分で潰すと、ニキビ跡が残ってしまうことがあります。

清潔な処置

ニキビの治療時だけでなく、お肌を清潔に保つことは大切です。素手でニキビに触らないようにしましょう。

ひどいニキビの場合は医療機関を受診

ニキビの症状が重い場合は医療機関(皮膚科)を受診しましょう。経口の抗生剤を処方されます。しかし、抗生剤により症状が治まっても、ニキビが繰り返す場合があります。

お肌のターンオーバー機能

お肌には、ターンオーバー機能といって、概ね28日間の周期にて、古い細胞から新しい細胞に新陳代謝する機能があります。しかし、注意しないといけないのは、夜更かしや偏った食事などあまり健康的ではない生活を続けると、ターンオーバー機能が正常に行われなくなることがあるという点です。ターンオーバーが正常に行われない場合、古い角質が生まれ変わらないことがあり、そのまま肌にのこります。その残った角質と毛穴の皮脂とが絡みあい、アクネ菌が増殖して炎症を起こしニキビになります。

赤みのあるニキビ跡の対処方法

ニキビを治療した跡が赤くなってしまう場合があります。その場合の対処方法を説明いたします。

自然治癒

この赤みのあるニキビ跡は、基本的に自然治癒するものですので、特に何らかの対処をする必要はありません。
逆に言えば、ニキビ跡が気になって、素手で触ったりすると、また、炎症をおこし、ニキビになってしまったりすることがあります。
なお、洗顔で肌を清潔にしておくことはもちろん大切ですが、ゴシゴシ何度も洗顔すると皮脂が剥がれて肌が乾燥しますので、ゴシゴシ洗顔するのは避けるようにしましょう。
また、自然治癒するのには、数か月と時間がかかることを認識して、我慢するようにしましよう。

赤みのニキビ跡になる原因

赤みのあるニキビ跡の原因は、次の2つがあります。
炎症や傷を治すためには、毛細血管が集まった状態になってきます。その毛細血管の集まりによって、赤く見えます。
また、免疫機能が過剰に働いて、毛細血管がうっ血し、赤く見える場合があります。

その他のニキビ跡

赤みのあるニキビ跡以外のニキビ跡としては、色素沈着(シミ)やクレータ状になるニキビ跡があります。

色素沈着したニキビ跡

原因はヘモグロビンが酸素を失って発生したこと(紫~赤黒いシミ)や、メラニンが大量発生した場ことです(茶色いシミ)。
対応としては、肌のターンオーバーを正常に整えてくれる薬や、ニキビ跡専用の化粧品を使用します。
茶色シミの方は、ビタミンC誘導体やハイドロキノンなどの薬や化粧品を使用します。(医療機関の受診をお勧めします)

クレータ状のニキビ跡

原因は、コラーゲンの組織が壊れてしまったことです。
対応は、美容外科など医療機関を受診して治療してもらう必要があります。

ニキビは早期の段階での治療が大切

赤ニキビは、アクネ菌などの細菌が増殖して、皮膚に炎症を起こした状態です。酷くなってくると膿が溜まり、痛みを伴う場合もあります。症状が重い場合は抗生剤(経口)が必要になります。治療する時期が遅くなるとニキビ痕として跡が残ることが多くあります。ニキビは適切な時期までに治療することを心掛けましょう。白ニキビから赤ニキビまでの段階で医療機関を受診すると、皮膚科専門医の適切な治療を受けることができます。ニキビの治療は保険適用されますので、費用面もさほど心配はいりません。赤ニキビは目立ちますし、お化粧をして隠そうとすると、余計に皮膚が刺激されて状態が悪くなることもあります。自分で対応するよりも、専門家に見てもらったほうが安心だと言えます。

監修ドクターコメント

コッツフォード先生

ニキビは、凹んだニキビ跡になってしまうと治療に時間がかかってしまうことが多いです。できてしまったニキビは、1つだけでもすぐに皮膚科受診して対処するのがきれいに治す近道です。ぜひ気軽に皮膚科受診してくださいね。

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