1. Medical DOCTOP
  2. 【2022/6/27 更新データ】新型コロナワクチン接種マップ

【2022/6/27 更新データ】新型コロナワクチン接種マップ

絞り込み

予約

ワクチン種別

閉じる

予約可能な施設を絞り込み可能

予約に関する
ご注意

2022/06/27更新データ
出典:厚生労働省コロナワクチンナビ

新型コロナワクチン接種Q&A

村上先生

監修医師:
村上 友太先生(東京予防クリニック)

プロフィールをもっと見る

医師、医学博士。福島県立医科大学医学部卒業。福島県立医科大学脳神経外科学講座助教として基礎・臨床研究、教育、臨床業務に従事した経験がある。現在、東京予防クリニック院長として内科疾患や脳神経疾患、予防医療を中心に診療している。
脳神経外科専門医、脳卒中専門医、神経内視鏡技術認定医。日本認知症学会、抗加齢医学会、日本内科学会などの各会員。

[NEW]3回目接種について

必ず3回接種しなければダメですか?

3回目の接種をした人の方が、していない人よりも、新型コロナウイルスに感染する人や重症化する人が少ないことが報告されています。
ワクチンには高い発症予防効果がありますが、感染予防効果や高齢者における重症化予防効果は、時間が経つにつれ徐々に低下していきます。このため、感染拡大防止や重症化予防のため1回目・2回目接種を完了した全ての方に対して、3回目の接種の機会が提供されることが望ましいとされています。

ファイザー社のワクチンを接種した人の情報を集めたアメリカの研究によると、12歳以上の感染予防効果は2回目接種後1ヶ月以内では88%であったのに対し、5〜6ヶ月後には47%にまで低下したとの報告があります。
武田/モデルナ社のワクチンについては、感染予防効果については全年代において2回目接種の約1〜4ヶ月後ではおおよそ97%であったのに対し、約4ヶ月後には80%前後に低下していたとの報告もあります。

3回目の接種後7日以内の副反応は接種部位の痛み、疲労、頭痛、筋肉痛、関節痛、悪寒、リンパ節症、発熱などが見られました。どのワクチンにおいても副反応は概ね1、2回目接種と同様の症状で、安全性の面で許容されることが報告されています。

感染予防の効果のメリットと副反応のリスクの双方について理解した上で、本人の意思に基づいて接種をするかどうかを判断しましょう。

3回目の接種は、1回目、2回目と異なる種類のワクチンでも大丈夫ですか?

3回目の接種は、1回目、2回目に使用したワクチンの種類に関わらず、ファイザー社または武田/モデルナ社のワクチンを用いることとされています。1回目、2回目と同じ種類でも、異なる種類のワクチンでも抗体価は有意に上昇し、副反応は全てのワクチンの組み合わせで安全性の面で許容されるとの報告があります。

3回目接種はどのような副反応がありますか?

3回目の接種後の主な副反応には、頭痛、関節や筋肉の痛み、注射した部分の痛み、疲労、寒気、発熱、リンパ節の腫れなどがあります。まれに起こる重大な副反応として、ショックやアナフィラキシーがあります。接種後に息苦しさなどアナフィラキシーの症状が現れた場合は接種会場のスタッフに伝えましょう。接種会場ではすぐに対応が可能なように医薬品などの準備がされています。帰宅後に症状が現れた場合はすぐに医療機関を受診し、ワクチンを接種したことを伝えてください。
3回目の接種後の副反応は、1、2回目の接種後の副反応と概ね同様ですが、脇の下リンパ節の腫れについては3回目の接種後の方が1、2回目接種と比較して多い傾向にありました。ファイザー社のワクチン接種後は5%、武田/モデルナ社ワクチン接種後は20%程度の報告があります。症状は軽く、数日以内に自然に回復することが多いですが、腫れがひどかったり、長引く場合は医療機関を受診しましょう。

3回目の接種後の副反応をまとめたある調査では、ファイザー社の3回目のワクチンを接種した人は接種部位の痛み(83%)、疲労(63%)、頭痛(48%)、筋肉痛(39%)、悪寒(29%)、関節痛(25%)、38度以上の発熱(9%)、リンパ節の腫れ(5%)などが報告されています。また、武田/モデルナ社の3回目のワクチンを接種した人は接種部位の痛み(84%)、疲労(59%)、頭痛(55%)、筋肉痛(49%)、関節痛(41%)、悪寒(35%)、リンパ節の腫れ(20%)、38度以上の発熱(6%)などが報告されています。

ワクチンはオミクロン株やその他変異株にも効果はありますか?

ワクチンのオミクロン株に対する効果は、デルタ株に対する効果と比較して低下するものの、効果はあることが報告されています。
3回接種1ヶ月後のオミクロン株に対しての発症予防効果は66%でした。ちなみにデルタ株に対しての発症予防効果は約84%でした。

オミクロン株に対する発症予防効果は2回目接種後から2〜4週間後は65〜70%でしたが、20週間後には10%程度に低下することが報告されています。ここに3回目の追加接種をすることにより2〜4週間後には発症予防効果が60〜75%程度に高まり、効果が回復することが報告されています。しかし15週以降はその効果が25〜40%に低下するというデータもあります。
アメリカの調査では、オミクロン株に対して3回全てファイザー社のワクチンを接種した場合の発症予防効果は約65%、3回全てモデルナ社のワクチンを接種した場合の発症予防効果は約69%であったと報告されています。

[NEW]小児接種について

子ども(5~11歳)も接種が必要ですか?

5〜11歳の子どもも、ワクチン接種が可能です。
子どもにおいても新型コロナウイルス感染症で入院して酸素投与が必要となったり、熱性痙攣を起こしたという例が報告されており、ワクチン接種による予防は非常に大切でしょう。5〜11歳における2回目接種後7日以降の発症予防効果は90.7%であったという報告があります。
また、特に慢性呼吸器疾患、先天性心疾患などの基礎疾患を有する子どもは新型コロナウイルス感染症が重症化するリスクが高いことが知られており、接種が勧められています。しかし、同時に基礎疾患がある子どもたちは予防接種の副反応や体調不良が出現するリスクが健常児より高い可能性があります。また、医学的観点から接種ができない方もいます。接種については主治医と必ず事前に相談した上で判断しましょう。

新型コロナワクチンを受けた後に現れる症状としては、注射した部分が痛む(1回目で74%、2回目で71%)、38度以上の発熱(1回目で2.5%、2回目で6.5%)などが報告されています。しかしほとんどが軽度または中等度であり、現時点で得られている情報からは安全性に重大な懸念は認められないと判断されており、副反応などのデメリットよりも、発症予防効果などの接種のメリットが大きいことが確認されています。

しかし、接種を望まない方に接種を強制することはありません。
接種による感染症予防の効果のメリットと副反応のリスクを理解した上で接種するかどうかは保護者の方の意思に基づいて判断しましょう。

小児接種(5~11歳)も大人と同じワクチンですか?

小児接種に使用されるワクチンは、小児用のファイザー社のワクチンを使用します。5〜11歳用のワクチンは12歳以上の製剤とは異なる、子ども用に製剤されたものを使用します。1回10μgの有効成分を0.2mlの注射液に入れ、筋肉注射という方法で接種します。通常は上腕の筋肉に注射します。12歳以上は有効成分30μg、注射液0.3mlです。
接種の間隔は大人と同様で、3週間の間隔をあけ2回接種を行います。現在18歳以上の方は3回目接種が可能ですが、5歳から17歳の人が可能なのは2回接種までです。

小児接種(5~11歳)の副反応が心配です。

5〜11歳の接種において、ワクチンを接種した部位の痛みや倦怠感、頭痛、発熱などの副反応が臨床試験で報告されています。しかしほとんどが軽症から中程度で回復しており、安全性に重大な懸念は認められないと判断されています。
接種後7日間における反応を調べた調査では、ワクチンを接種した部位の痛みがあったのが全体の84%、接種部位が赤くなったのが26%、接種部位が腫れたのが20%、疲労感が52%、頭痛が38%、筋肉痛が17%、悪寒が12%であったという報告があります。接種後すぐよりも、受けた日の夜や次の日に症状が現れることが多いです。疲労感や発熱は1回目よりも2回目の後の方が多く現れ、38度以上の発熱は1回目で2.5%、2回目で6.5%だったという報告があります。

注意すべき副反応としては、海外でごく稀ですが、接種後に軽症の心筋炎を発症した例が報告されています。
接種後4日程度の間に胸部の症状があれば精密検査や治療が必要です。胸の痛みや動悸、息切れ、むくみなどの症状が見られた場合はすぐに医療機関を受診し、ワクチンを接種したことを伝えましょう。
心筋炎は10代、20代の男性に発症しやすい傾向が認められています。しかしアメリカの調査では新型コロナワクチン接種後の心筋炎の報告は12〜17歳の男子に比べ5〜11歳男子の方が心筋炎が報告される割合が低いとされています。

ワクチン接種について

ワクチンの種類は選べますか?

接種するワクチンを選ぶことはできません。
接種を受ける時期に供給されているワクチンを接種することになります。
現在、国内で接種可能なワクチンは、ファイザー社と武田/モデルナ社のワクチンです。
日本国内において有効性や安全性の検証を行っていますが、いずれのワクチンも、十分な効果のあることが確認された後に承認され、供給されます。
なお、複数のワクチンが供給されていても、1回目の接種と2回目の接種のどちらも、同じ種類のワクチンを接種する必要があります。

ワクチンの種類によって効果は異なりますか?

日本では現在、ファイザー社、武田/モデルナ社、及びアストラゼネカ社のワクチンが接種可能なワクチンです。
ワクチンの効果には、感染予防効果、発症予防効果、重症化予防効果などがあります。感染予防効果は感染を防ぎ、発症予防効果は感染しても発症を防ぎ、重症化予防効果は感染して発症しても重症化を防ぐ効果のことです。
いずれのワクチンも高い効果が認められていますが、ワクチンの種類によって効果の程度の差が認められます。

発症予防効果に関しては、ファイザー社は2回接種7日後から2ヶ月未満で96%、2ヶ月以降4ヶ月未満で90%、4ヶ月以降で83%というデータがあります。
モデルナ社は2回接種7日後から2ヶ月未満で92%、2ヶ月以降4ヶ月未満で94%、4ヶ月以降で92%というデータがあります。
アストラゼネカ社は2回目接種後2〜9週で67%、10〜14週で59%、15〜19週で52%、20週以降で47%という報告があります。
感染予防効果に関しては、ファイザー社は2回目接種後1ヶ月以内では88%であったのに対し、5〜6ヶ月後には47%にまで低下したとの報告があります。

武田/モデルナ社のワクチンについては、全年代において2回目接種の約1〜4ヶ月後ではおおよそ97%であったのに対し、約4ヶ月後には80%前後に低下していたとの報告もあります。

ファイザー社と武田/モデルナ社ワクチンの2回目接種の効果を約半年比較した研究では、武田/モデルナ社ワクチンの方が感染予防、発症予防、重症化予防の効果が高かったことが報告されています。

3回目の接種に関しては、日本では1、2回目接種のワクチンの種類に関わらずファイザー社もしくは武田/モデルナ社のワクチンを用いることになっています。
1、2回目接種と同じ種類のワクチンを接種をする同種接種の場合も、違う種類のワクチンを接種する交互接種いずれの場合も抗体価は十分上昇することが確認されています。
同種接種と比べ交互接種の方が抗体価の上昇は大きいですが、ファイザー社と比較してモデルナ社は抗体価が高い傾向にあるため、3回目接種を終えた段階でもっとも抗体価が高くなるのは3回全てモデルナ社を接種した場合となります。

高い効果が知られているモデルナ社ですが、一方副反応もファイザー社に比べやや多い傾向にあります。接種部の痛みや倦怠感などが多く報告されています。しかしいずれのワクチンも安全性の面で許容されないリスクは報告されていないと判断されています。
注意すべき副反応としては、稀ではありますが心筋炎や心膜炎があります。10〜20歳代の男性に多い傾向にあり、ファイザー社よりもモデルナ社の接種で多い傾向にあります。心筋炎・心膜炎が疑われた100万人あたりの報告頻度は、12〜19歳のファイザー社接種の男性で3.7人、武田/モデルナ社接種の男性で28.8人、ファイザー社接種の女性で2.2人、武田/モデルナ社接種の女性で0.0人というデータがあります。20〜29歳のファイザー社接種の男性で9.6人、武田/モデルナ社接種の男性で25.7人、ファイザー社接種の女性で1.1人、武田/モデルナ社接種の女性で1.4人というデータがあります。

ファイザー製ワクチンの効果や副反応について解説
モデルナ製ワクチンの効果や副反応について解説
アストラゼネカ製ワクチンの効果や副反応について解説

ワクチンの種類、年齢や基礎疾患によって副反応に違いはありますか?

ファイザー社のワクチンも武田/モデルナ社のワクチンもどちらも、一番多い副反応は接種部位の痛みです。その他、頻度の高い副反応として、発熱や倦怠感、頭痛、悪寒、筋肉痛、関節痛などが起こることがありますが、多くの場合は数日以内で良くなることが分かっています。
これらのワクチンの副反応は、若年者に比べて高齢者の方が少し出にくいことが分かっています。なお、高齢者で一番多い副反応は、若年者同様、接種部位の痛みです。
まれな副反応であるアナフィラキシーは、過去にアナフィラキシーを含む重いアレルギー症状を引き起こしたことがある方でやや起こりやすい可能性があります。それに当てはまる方は、ワクチン接種後 30 分程度は接種会場で様子をみることが大切です。
アナフィラキシー以外の副反応については、臨床試験において基礎疾患の有無による頻度の違いはない、といわれています。
健康被害が予防接種によるものであると厚生労働大臣が認定したときは、予防接種法に基づく救済(医療費・障害年金等の給付)が受けられます。
一般的に、ワクチン接種では、一時的な発熱や接種部位の腫れ・痛みなどの、比較的よく起こる副反応以外にも、副反応による健康被害(病気になったり障害が残ったりすること)が生じることがあります。発生頻度は非常に低いのですが、なくすことができないことから、救済制度が設けられています。

ワクチンを接種すれば今後は新型コロナウイルスに感染しませんか?

ウイルスは常に一定の頻度でその遺伝情報(新型コロナウイルスの場合はRNA)に変異を起こしていくものです。現在世界中で懸念されている変異株とは、新型コロナウイルスがヒトの細胞へ侵入するために必要となるスパイクタンパク質の一部が変化することで、ウイルスの感染性や病原性、ワクチンの有効性等に影響を与えることが懸念されるものを指しています。
小さな変異によってワクチンの効果がなくなるというわけではありませんが、それぞれの変異株に対するワクチンの有効性については現在確認中です。また、現在、変異株に対応したワクチンの開発も行われています。
なお、変異株に対するワクチンの効果の確認に当たっては、いくつかの方法があります。
一つは、ワクチンを接種した人の血清を用いて、血清中に存在する抗体が、ウイルスの細胞への感染をどの程度中和する(妨げる)ことができるかを測定する方法です。
ファイザー社や武田/モデルナ社のワクチンでは、さまざまな変異スパイクタンパク質に対し、ワクチンを接種した人の血清中の抗体に中和活性があるかどうかが確認されました。
その結果、B.1.351(ベータ株。南アフリカ共和国で最初に検出され、N501YやE484K等の変異を有する系統。)への中和作用が少し弱いものの、いずれの変異に対しても一定の中和活性があることが確認されました。
また、P.1(ガンマ株。ブラジルで最初に検出され、N501YやE484K等の変異を有する系統。)では、中和活性はあるものの少し低下するといわれています。
ただし、この測定方法は実験室内で行うものであり、実際に人での感染や発症を確かめるものではありません。抗体の中和活性の低下と免疫力の関係が十分明らかになっているわけではないことから、結果の解釈に留意が必要です。
もう一つは、実際にワクチンを接種した人と接種していない人の感染や発症の状況を調べる方法です。
例えば、ファイザー社のワクチンは、B.1.1.7(アルファ株。イギリスで最初に検出され、N501Y等の変異を有する系統。)ではワクチンの有効率に大きな低下は見られませんでした。B.1.351(ベータ株)やB.1.617.2(デルタ株。インドで最初に検出され、L452R等の変異を有する系統。)では、有効率が少し低下するものの、ワクチンは有効であったという報告がありました。
ただし、このような実臨床での観察研究等は、流行状況など別の要因が結果に影響するなど、結果に偏りが生じやすいことから、こちらも結果の解釈に留意が必要です。
新型コロナワクチンを接種したら、マスクなしで飲み会に行っても大丈夫?

妊娠中や授乳中、妊活中にワクチンを接種しても大丈夫ですか?

妊娠中や授乳中、妊活中の方も全て、ワクチンの接種が勧奨されています。
国内で承認されている新型コロナワクチンが妊娠や母体、赤ちゃんに悪影響を及ぼすことはないと言われています。

妊娠初期の接種で流産を引き起こすことはないと言われています。
接種後発熱した場合には、早めの解熱剤(妊娠中はアセトアミノフェン)の服用が勧められます。

妊娠中に新型コロナウイルスに感染すると、特に妊娠後期は、重症化しやすいと言われています。そのため、感染者が多い地域の方や、感染リスクが高い医療従事者、糖尿病、高血圧など基礎疾患を合併している方は、ぜひ接種をご検討ください。また、妊婦が感染する場合の約8割は、夫やパートナーからの感染であるといわれています。妊婦の夫またはパートナーの方も、ワクチンを接種することで妊婦を守ることにもつながりますので、ご一緒に接種をお願いいたします。

ワクチンを接種しないほうがいいのはどのような人ですか?

明らかに発熱している人、重い急性疾患にかかっていて病状が安定していない人、ワクチンの成分に対しアナフィラキシーなどの既往歴がある人などはワクチン接種することができません。

また、過去に免疫不全の診断を受けたり、近親者に先天性免疫不全症の方がいる人や、心臓、腎臓、肝臓、血液疾患や発育障害などの基礎疾患がある人、過去に予防接種を受けて、接種後2日以内に発熱や全身性の発疹などのアレルギーが疑われる症状がでた人、過去にけいれんを起こしたことがある 人、ワクチンの成分に対して、アレルギーが起こるおそれがある人は接種にあたり注意が必要です。
そして新型コロナワクチンは筋肉内に注射することから、抗凝固療法を受けている方や血小板減少症または凝固障害がある方は、接種後の出血に注意が必要とされています。

また、他のワクチン接種との同時接種は原則できません。他のワクチンと新型コロナワクチンは片方のワクチンを受けてから2週間後に接種できます。特に子どもの場合は定期接種でワクチンを接種することもあるため注意が必要です。

ワクチン接種は体調のよいときに受けるのが基本ですので、特に基礎疾患のある方は、病状が悪化していたり、全身が衰弱している場合は避けた方がよいと考えられます。ご心配な方は、かかりつけ医にご相談ください。

新型コロナウイルスに感染したことがある人も、ワクチンを接種したほうがいいですか?

新型コロナウイルスに感染した方も1回目、2回目、3回目接種にかかわらず、ワクチンを接種することができます。 これは、新型コロナウイルスは一度感染しても再度感染する可能性があることと、自然に感染するよりもワクチン接種の方が新型コロナウイルスに対する血中の抗体の値が高くなることが報告されているからです。 感染歴のある方に接種すると、感染歴のない方に接種した時よりも、高い抗体価を得られたという報告はありますが、感染歴がある人のうち、ワクチンを接種した人とワクチン接種を行わない人を比較した場合、ワクチン接種を行わない人の再感染が増加するとの報告もあります。

新型コロナウイルスに感染してから接種するまでの期間については、体調が回復して接種を希望する際にはワクチンを接種することが可能です。モノクローナル抗体や血漿療法による治療を受けた場合も必ずしも一定期間を空ける必要はありません。接種可能時期について不明な点があればかかりつけ医に相談しましょう。
しかし、隔離期間中は他の人に感染させるリスクがあるので、体調が回復していたとしても隔離期間終了までは接種を延期しましょう。濃厚接触者の場合も同様です。

いつも飲んでいる処方薬や市販薬をワクチン接種の前後に飲んでも大丈夫ですか?

薬を飲んでいるために、ワクチンが接種できないということはありませんが、病気によっては接種を慎重に検討した方が良い場合があります。普段薬を処方されている方は、かかりつけ医に接種の可否を相談してください。

・⾼⾎圧や糖尿病、喘息、肥満、心筋梗塞、心不全、腎臓の病気などの基礎疾患があっても、ワクチンを接種することができます。新型コロナウイルスに感染した場合、重症化するリスクが他の⽅よりも⾼いためです。
「血液をサラサラにする薬」として処方されている薬の一部(抗凝固薬が含まれ、抗血小板薬は含まない)では、出血が止まりにくいことがあります。ご自身が飲んでいる薬が抗凝固薬に当てはまるかどうか不明な方は、かかりつけ医などにご確認いただくと良いでしょう。接種後に接種場所を2分程度、しっかりと押さえるようにお願いします。
・がん、⾻髄移植や臓器移植後、先天性免疫不全、HIVに感染している方などは、一般的に免疫力が低下する傾向にあると考えられます。特に、免疫を下げる薬(臓器移植や骨髄移植後に使用される免疫抑制剤など)を使⽤中であれば、免疫力が低下している状態と考えられます。当てはまる⽅は、かかりつけ医に接種をして良いかどうか相談する必要があります。ただ、そのような方が新型コロナウイルスに感染した場合には重症化するリスクが他の⽅よりも⾼いため、他に接種してはいけない理由がなければ、一般的に接種が勧められています。
・血友病など血が止まりにくい病気のある方は、筋肉内出血などのリスクがあるため、接種後に、接種部位を圧迫していただく必要がありますが、接種は可能です。かかりつけ医とご相談をお願いします。
・けいれん発作が起こる方の場合、けいれん発作状況がよく確認されており、病状と体調が安定していれば、かかりつけ医と相談の上で接種は可能です。子どもの頃に熱性けいれんを起こしたことのある方も、接種することができます。発熱によってけいれん発作が生じやすい方については、接種後に熱が出た場合の発作予防策や発作時の対策をあらかじめかかりつけ医と相談しましょう。

ワクチン接種後に発熱した場合、未接種の人に感染することはありますか?

ワクチンによる発熱は接種後1~2日以内に起こることが多く、必要な場合は解熱鎮痛剤を服用いただくなどして、様子をみていただくことになります。このほか、ワクチン接種後に比較的起きやすい症状としては、頭痛、疲労、筋肉痛、悪寒、関節痛などがあります。
ワクチンの接種による発熱は免疫反応で起きるものであり、ワクチンが原因で周りの人に感染させることはありません。また、新型コロナワクチンにはウイルス自体が含まれているわけではありませんので、接種しても新型コロナウイルスには感染しません。
ただし、たまたま同じ時期に新型コロナウイルスに感染していた場合は、周りの人に感染させる可能性があります。接種後にも、感染予防対策を続けていただくようお願いします。
ワクチンを受けた後、2日間以上熱が続く場合や、症状が重い場合、ワクチンでは起こりにくい上記の症状(咳や咽頭痛、味覚・嗅覚の消失、息切れ等の症状)がみられる場合には、医療機関等への受診や相談をご検討ください。
なお、ワクチンを受けた後、症状が出る前に、解熱鎮痛薬を予防的に繰り返し内服することについては、現在のところ推奨されていません。予防的に投与するとワクチンの効果が弱くなる可能性があるといわれています。

ワクチンは接種しなくても大丈夫ですか?

ワクチン接種を受けると、ワクチン接種を受けない場合に比べ、約95%の発症予防効果があるといわれています。
これは「ワクチンを接種しなかった人たち」と「ワクチンを接種した人たち」の発症率を比べたもので、接種しなかった人たちの発症率を100%とすると、接種した人たちに発症率は5%であったことを示しています。
今回の予防接種は感染症の緊急のまん延予防の観点から実施するものであり、国民の皆様にも接種にご協力をいただきたいという趣旨で、「接種を受けるよう努めなければならない」という、予防接種法第9条の努力義務規定が適用されています。
なお、努力義務であって、義務ではありません。
最終的には、発症予防の効果と副反応のリスクを正しく理解した上で、あくまでも、ご本人が納得した上で接種をご判断いただくことになります。

※2022年3月24日時点での回答になります。


医師監修の新型コロナワクチン情報

新型コロナワクチン

ワクチンマップの更新情報は
Medical DOC LINE公式アカウントで配信します

LINEで友だち追加する

新型コロナワクチンマップをシェアする

他のクリニックマップ